もう10年は前のことだけれどリアルの知人(大昔に趣味仲間の集まりで知り合った私より6歳年下の男性)がハロプロのヲタクをやっていたらしい。私とは完全にすれ違いで私があそこのヲタクを辞めて2年ちょっと経った後に彼はハロプロと出会いヲタクになった。きっかけは広島県出身な上に彼が生まれ育った町に住んでいた鞘師里保さんのモーニング娘。加入だった。
彼には生まれ持ったコミュ力に加え、人を惹き寄せる文章を書く才があったのか、現場活動の他にブログやTwitterを通してあっという間に広島県内や日本各地にヲタ友が多数出来た。だけど、結果的にそれが彼のドルヲタ(ハロヲタ)生活が3年足らずの短期間で終わる要因になってしまった。
彼と仲良くなったヲタクの多くは、ヲタ活が現実生活を侵食してたり、金銭感覚と価値観があまりに彼とは違いすぎたりで*1、そういう人達の中に居て違和感や温度差を感じることしばしばで、趣味に対して刹那的になるなんて有り得ないってタイプの彼はいつの間にか白けてきてしまい、やがてモーニング娘。、ハロプロへ向ける気持ちも萎んでしまったらしい。
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これは先日この知人と数年ぶりにバッタリ出会い、ラーメン食いながら積もる話をしているうちに初めて聞くこととなった、彼の短かったドルヲタ、ハロヲタ時代の話である。実は私、この男がドルヲタ、ハロヲタをやっていた事を全然知らなかったのだ。ま、1990年代後半あたりから彼と会うのは2、3年に1度くらいだったからね*2。それも今回のように街でバッタリという形が殆どで…
しかし、この彼の過去エピソードって、長くヲタ活を続けるにはヲタ友作りは慎重に…っていう教訓の様な話だな。