数年ぶりにジャズを聴くようになって改めて思うのですが、1950年代後半からのマイルス・デイビスとジョン・コルトレーンの作品群は、1枚買い足す度に、大袈裟ではなく人生の楽しみがひとつ増えたような気持ちにさせられます。新しい驚きと興奮がそこには必ずあるんです。
ところで、先日Amazonのマーケットプレイスを利用して、また1枚マイルス・デイビスのCDを買い足しました。そのCDってのは、マイルス存命時に制作され発売された作品ではなく、彼の死後にリリース(勿論、公式にです)された未発表ライブ音源で、オリジナルリリース年は1993年です。で、今回届いたCDはその後の再発モノではなく、正にオリジナルリリース時のモノでした。
この"1993年"ってのが今日のこの記事のポイント。(笑)
この年は、私にとって人生最初に訪れたジャズのマイ・ブームが最高潮に達していた忘れられない年であり、AKB48グループの中での私の一推しメンである佐藤すみれさん(SKE48・チームE)の生まれた年なんですよね。(笑)送られてきたCDを開封し、発売元のSONY RECORDSの赤いタスキの裏にクレジットしてある[93.10.1]という数字を見た時、「あぁ、すーちゃんが生まれた年には、自分は(少なくとも年齢的には)もう大人で、初めて触れるジャズに日々刺激を受けたりしていたのだなぁ...」なんていう、わけのわからない感慨に、ほんの数分ではありますが、耽ってしまったのでありました。(笑)自分の年齢を改めて実感してしまう瞬間って、このようにある日突然思わぬ形で訪れてきたりするんですよね。
それだけのお話です。