空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

いつの間にか...な話

 長年Twitterの「いいね(お気に入り=ふぁぼ)」ボタンは、(その時の自分にとって)憶えておきたい情報や共感を覚えたツイートをクリップしておくつもりで使っていた。だから例えばお気に入りのアイドルの自撮り写メ付きだったり動画付きも頻繁なツイートは、拡散するつもりで「リツイート」ボタンをクリックすることが多かった。

 だけど、ここ3年くらいだろうか?自分自身による呟きや、それがTwitterをやる主目的ではないにせよ相互フォローの関係にある人とのツイートでのやり取りが大きく減り、お気に入りのアイドルのツイートやそのアイドルが好きな人たちの共感を覚えたツイート、関心のあるバンドやミュージシャン関連の告知や現場からの情報を、「リツイート」したり「いいね」したりすることがメインのTwitterの使い方になってきた。

 そうしているうちに、いつの間にか本来なら一般の個人アカウントゆえに別に気にする必要もないことが気になってくるようになってきていた。「フォロワーさんの中にはアイドルに興味ない人や苦手な人もいるだろうし、アイドルのツイートを頻繁にリツイートして、そういう人たちのタイムラインに苦手な情報を並べちゃうのは如何なものだろうか?」とかね。

 いや、ホントそんなのコチラが気にすることじゃないんだ。それが嫌なら私のリツイートをタイムラインに表示させない機能がTwitterにはちゃんとついているし、どうしてもそれが我慢できないなら私のアカウントをフォローから外したりブロックやミュートしてしまえばいいワケだしね。だけど、いつのまにか私は「リツイート」よりフォロワーさんのタイムラインには影響を及ぼさない「いいね」を多用するようになっていた。

 そうすると、メモ代わりクリップ代わりだった「いいね」の様子も変わってくる。「いいね」したツイートのリストを覗いてみると、私本来の「いいね」対象であるアイドルやその運営、気になるバンドやその運営からの告知やファンの方による考察や現場レポートっぽいツイートが、お気に入りの女性アイドルグループのメンバーたちの自撮り写メ付きor動画付きツイートや楽屋落ち的なツイートによって遠くへ流されているっていうか、隅に追いやられているっていうか、とにかくそんな本末転倒な自体になってしまっていた。

 こうなってしまって、ようやく改めて自分に強く言い聞かせるようになった。誰の為でもない私個人が趣味で使っているTwitterアカウント。気にする必要はないことは気にしないってね。で、今、少しずつ私なりの本来の「リツイート」や「いいね」の使い方に戻していっているところ。