1週間の正月休みを経ての連続テレビ小説「マッサン」(NHK総合)は、二人三脚で日本発の本格派ウイスキー製造を目指すマッサン&エリー夫妻にとって、次のステップに進む決心を固める"きっかけ"や"出会い"や"後押し"があった1週間でした。
ウイスキー製造の現場を外され、営業職へ回されたマッサン。失意もあったでしょうが、「行商」という名の営業活動で、かつてウイスキー製造工場の候補地として推していた北海道に渡ります。ここで森野熊虎なる怪人物と出会うのですが、どうやらこれが今後のマッサンの行く道を左右する出会いとなる可能性が高いようです。
ニシン漁で大儲けし、余市という土地に広大なニシン御殿を構える熊虎さん。マッサンという男になにやら可能性とか資質を感じたのか、最初は盛んにニシン漁に携わることを勧めていました。この熊虎さん、もはや鴨居の大将の元では自分の理想のウイスキー作りは不可能と感じ始めているマッサンにとって、夢を叶えさせてくれる「旦那(出資者)」となってくれるのでしょうかね?
一方、広島県は竹原の亀山家では、病床に臥せっていた母・早苗さんに最期の時が近づいてきました。連絡が取れないマッサンより先に広島・亀山家に帰ってきたエリー。ここで初めて早苗さんと心を通わせることが出来るようになります。早苗さんとエリーの二人だけのシーンも今週の大きな見所でした。
失いそうになって改めて知ることとなる母親の海より深い愛情。竹原へ向かう列車の中でのマッサンの回想シーンは涙無しでは観れなかったですね。そして、いよいよ最後という場面で早苗さんがマッサンに投げかけた一言。これ以上の今のマッサンへの激励の言葉があるでしょうか...とにかく広島・亀山家という家族を描くホームドラマ的側面でも大いなる見所が盛り込まれていた今週の「マッサン」でした。
【第14週】1月5日~10日「渡る世間に鬼はない」あらすじ(公式サイト)
#マッサン 俊兄が鴨居商店を離れ、営業職へ回すと大将から言われた時点で辞表を出すのかと思っていました。大将も、マッサンとはもう一緒にはやれないと判断して、あえてマッサンが辞表を出すタイミングを作ってやったのかと思ってました。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 5
#マッサン この分だと、マッサンが大将を振り切るようにして鴨居商店から飛び立っていくって展開になるのかな?
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 5
#マッサン ここへきて「ハハキトク」の電報。早苗さん、マッサンを呼び戻す強硬手段に出たか?これが身の振り方を左右するのか?
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 5
#マッサン あれじゃ営業活動と言うより行商ではないか(笑)ま、営業には違いないけどさ
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 6
#マッサン 風間杜夫演じる森野熊虎なる怪人物登場。彼が今後のマッサンに与える影響とは?
このドラマの近作にない特徴は、運命的な出会いとなる人物を演じているのがことごとく有名俳優さんってところだな。ここにはピン子も含まれますw
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 6
#マッサン 早苗さんは今週一杯で退場かな?ホームドラマでもあるわけだから、そういう展開もアリだけど、ウイスキー関連の話を先延ばしにする策なのでは?っていう穿った見方をついしてしまうなw
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 6
#マッサン 北原ミレイさんの「石狩挽歌」は、今日の放送で観られたようなニシン漁最盛期の時代を思い出す歌だったな。ドラマで描かれているのはは余市ってところだけど、当時の石狩のニシン御殿もあんな賑わいだったのでしょうね
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 7
#マッサン ニシン御殿の賑わいの描かれ方や、森野熊虎さんの「殿様」っぷりには圧倒され、画面に引き摺り込まれるような思いでした。血が騒ぎ出してるのをはっきり感じました。余市編、大いに期待できそう
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 7
#マッサン エリーと早苗さんの縁側での語らい。早苗さんとエリーがようやく打ち解けたいいシーンでしたね。少し太った気がするピン子さんがその丸っこい身体を更に丸めて、病を得てもう長くなさそうな、すっかり小さくなってしまった早苗さんを表現しているのが印象的でした
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 7
#マッサン 鴨居の大将は今太閤さん的な人物だけれど、森野熊虎さんは、中世日本で瀬戸内海や熊野灘を跋扈した水軍の大将はきっとこんな人じゃなかったか?と思わせる雰囲気と佇まいの持ち主だな
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 8
#マッサン 北海道も開拓時代のアメリカ大陸や、時代的に近いブラジルや満州のように、故郷に身の置き所のない一攫千金を夢見るアウトローに近い人物もたくさんいたんだろうな...と思わされた本日の放送分でした。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 8
#マッサン 北海道ドリームを実現させた人物から、一攫千金の象徴のようなニシン御殿に客分として招かれ、そこで理想の地をついに見つける...というこの展開。ワクワクさせられるものがありました
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 8
#マッサン 別の意味で、早苗さんまだ逝かないでね。出来れば回復して欲しい。と、思っちゃいましたねぇ(笑)このまま続けて、余市という土地をめぐって奮闘するマッサンが観たいよ
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 8
#マッサン 何かしらの節目の時だけでなく、何気ない日常の一コマの中で母親がくれた言葉が、その後の指標になったり、糧になってたりってこと、本当によくあるよね。後から思い出して、敵わないよなあといつも思う
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 9
#マッサン 結局マッサンは、早苗さんの教えを守って、実にまっとうに生きているってことだ!なにしろ、あの実によく出来た姉さんと妹の間で育ったんだからね。今日の #マッサン は、広島県は竹原に棲む亀山家の家族の二十数年が凝縮されてたような回だったと思います
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 9
#マッサン 録画した昨日の放送分をようやく観た。早苗さんの死。いよいよ「この日」を迎えることになった広島・亀山家の人々を演じている役者さんたちひとりひとりの表情や仕草に注目してくれと言わんばかりに、思いの外「この日」が淡々と描かれている印象でした
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 11
#マッサン 早苗さん(母は)は偉大なり。マッサンのこれからの指標になる一言を残してから、逝きましたね。たった一言だけど、これ以上ない喝であり激励でしょう。たった一言だけにいつまでもクリアな状態でマッサンの心の宿る
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2015, 1月 11