3月に入り、いよいよ放送期間が残り一ヶ月を切った連続テレビ小説「マッサン」(NHK総合)。今週放送分の感想ツイート集です。
一馬に召集令状が来てからいよいよ出征していくという朝までの短いようで長かった日々を描いた一週間。ドラマの真ん中に、それまで希薄だったカーキ色(一馬が普段着ている国民服)が置かれ、それがマッサン一家と一家を取り巻く人達にとっての「戦争」を象徴するものとする演出には今週分を観終えた今、唸ってしまうばかりですね。
今が戦時中であり日本が苦境に陥ったことが主題なのではなく、そんな時代背景の中、北海道は余市に暮らす登場人物たちが、何を考え、どう動き、出征していく愛する人に何をしてあげようとするのか...そこに主題を置いて昭和18年を描いたのが今週の「マッサン」でした。
【第22週】3月2日~7日「親思う心にまさる親心」あらすじ(公式サイト)
#マッサン 一人息子に赤紙の召集令状が来た熊虎さん一家。もはや家族同然の亀山家にもいよいよ「戦争」そのものがリアルに近づいてきた感がありますな。ここはカーキ色の希薄な戦時中だけに不思議な空気感を覚えます
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 2
#マッサン 熊虎さんの中では、これが一馬との今生の別れになるかもしれない悲しい気持ちと、戦に負けて賊軍になってしまった惨めさを知っているがゆえの、総力戦で戦い抜かねばならないって気持ちがぶつかりあっているんだろうな。
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 3
#マッサン エマが熊虎さんにぶつけた若さゆえのあまりにストレートな言葉。この時代にもあった戦争を知っている世代と知らない世代のぶつかりあい。ただ、前者が負けた惨めさを二度と味わいたくない味あわせちゃならないと考えているのが違うところか...
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 3
#マッサン エマは、(恐らく)唯一であろう一馬と一緒の写真に、笑顔で写らなかったことを終生後悔する事になるという展開が待っているのであろうか?
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 4
#マッサン エマがハーモニウムで奏でる「オールド・ラング・サイン」。あの調べが再び一馬の頭の中で鳴りだす時、彼はどんなシチュエーションの中に居るのでしょうね?
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 4
#マッサン 既に戦局は悪化しはじめてるようだけど、ドラマ内に漂う誰も本当のことは何も知らない(知らされてない)って空気は凄いな。事実よりもあの時代に生きてる個人個人の思いや主張の方が溢れてるって感じ。
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 4
#マッサン 思いが熟成されるまではあまりにも時間がなさ過ぎる。ここへきて皆が一馬に掛ける言葉やようやく口にするようになった一馬の出征にたいしての思いは、どれも生々しいむき出しのものだ
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 5
#マッサン 出征の前日の朝に木刀を振り下ろす熊虎さんの顔は武士の顔でした。剣豪のようにすら見えた。前夜エリーに余りに生々しく思いを打ち明けたので吹っ切れた部分もあったのかな
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 5
#マッサン マッサンの拳、一馬の弱音... 5日間溜めに溜めていたものが一気に噴出した日だったな。皆の心に沈殿していた「思い」は、熟成されてまろやかになるような「思い」じゃないものな
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 6
#マッサン 今週の放送分こそ、余市の熊虎さん一家のドラマにおける一番重要な役割なんじゃないかと思いました。特に熊虎さんはあの時代の庶民の心に去来したであろう思いをすべて体現しているように見えました
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 6
#マッサン すべてぶちまけたあとに覚悟を決めたのであろう一馬の、きれいなお辞儀、歌詞の書かれた横断幕を用意していた俊兄&ハナちゃんの夫婦、堂々たる歌いっぷりの熊さんとくしゃくしゃの泣き顔のエマ... 皆の思いが収束したかのような「オールド・ラング・サイン」でした
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 6
#マッサン 熊さんが一馬の髪を刈る場面、娘婿の俊兄が同席していなかったのは、俊兄自ら遠慮したのだと想像。絵的にもあそこは親子3人だよな
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 6
#マッサン 前夜、あす一馬が履いて行く革靴を磨きながら涙するハナちゃんにはグッときてしまった。気丈さと母亡き後の森野家の太陽のような存在だった彼女がよく顕れているシーンだったと思う
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 6
#マッサン ここ数日熊さんが、やっぱり士族の血を引く人だなあと思わせる顔つきに変わってきたように感じていたんだけど、その顔つきで「臆病者と言われても卑怯者と言われてもいいから、生きて帰ってこい」なんて言うものだから、もうね... いやはや、風間さん芸が細かいですわ
— 《空中散歩》 (@in_the_air3stps) 2015, 3月 6