マイケル・シェンカーは1979年にジョー・ペリーが脱退した時、エアロスミスのオーディションを受けました。シェンカーはインタビューの中でオーディションを振り返り、また加入はしなかったものの、自身がエアロスミスの活動再開のきっかけになったとも話しています https://t.co/4npiYa0rX0
— amass (@amass_jp) 2022年4月19日
エアロスミスもマイケル・シェンカーも正に過渡期だった1979年の話。興味深く読んでみたけどところどころシェンカーの発言が抽象的で、どこかリアリティが感じられない話だったな。自身も言ってるようにもはや「ぼんやりとした記憶」なのであろう。その後、1980年代に両者とも復活を遂げ、このオーディションのことなどもはやどうだっていい話になってしまったしね。
マイケル・シェンカーという人、1980年代の次点ではもはや珍しい部類に入るくらいに1960年代~70年代に活躍したロック・ミュージシャンにあったアブノーマルさを持っていた人*1だったので、もしエアロスミスに加入していたら、あの80年代後半のエアロの見事なまでの復活劇など望むべくもなく、むしろシェンカーに引っ掻き回されてバンドが崩壊していた可能性の方が高かったのではないだろうか?
*1:80年代当時、マイケル・シェンカーのオンオフ問わずの奇行は日本の音楽雑誌でもよく取り沙汰されていた