久々にキース・ジャレットの『フォート・ヤウー』を引っ張り出してきて聴いている。1970年代にキース・ジャレットのアメリカン・カルテットと呼ばれた、キース・ジャレット(ピアノ)、デューイ・レッドマン(テナーサックス)、チャーリー・ヘイデン(ベース)、ポール・モチアン(ドラムス)の4人にダニー・ジョンソンなるパーカッション奏者を加えたクインテット編成で1973年にニューヨークはヴィレッジ・バンガードで録音されたライヴアルバムだ。
四半世紀近く前に最初に買ったキース・ジャレット関連のCDであり、当時大層気にいっていたこともあって、私は今でもキース・ジャレットといえばまずアメリカン・カルテット。それも『フォート・ヤウー』のリリース元であるインパルスからリリースされた作品が至高と信じ切っているところがある。いや、心にそう刷り込まれてしまってると言った方が的確かな。