今週入れて残り3週となった連続テレビ小説「花子とアン」(NHK総合)の今週一週間の感想ツイート集です。
振り返ってみると、なんていうか、戦時中あるあるな要素が目一杯詰め込まれた一週間だったというのが第一印象ですね。それもかなり狭い世界(村岡家周辺、宮本家周辺とか)の中で。それゆえに「ここを端折るの?」と疑問点も多数沸きましたが、開戦直後、戦時中を主要登場人物がどう生きているかを俯瞰出来る一週間で、見応えのあるシーンも幾つかありました。
黒木華さん演じる花子の妹かよちゃんは、その狭い世界と外界を繋ぐような役回りだったり、狭い世界内の繋がりを絶やさない役割を担っているような気がします。製糸工場から逃げ出し、花子を頼って東京に来て以来、カフェーの女給→屋台の雇われ女将さん→カフェータイム経営(開戦後、国防婦人会に加入)と、彼女の歩んだ道を見ればわかるように、常にドラマの主要登場人物が出入りする場所や、ドラマには描かれないこの時代を生きる人も多数出入りする場所にかよちゃんはいつもいました。かよちゃんと彼女が居る場所なくしてこのドラマは成立しなかったといっても過言ではないはず。
【第24週】9月8日~13日 「生きている証」あらすじ(公式サイト)
#花子とアン 国防婦人会内にも格差と言うか階級紛いのものがあったんだねぇ... ところで、檀蜜さん演じる雪乃さんは廓から逃げ出して以降はなんの商売をしているのでしょう。山の手の奥様方に毅然とした態度、素敵でした^^
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 8
#花子とアン いくらなんでも、いきなり村岡家玄関に投石して「非国民!」って描写は唐突過ぎないかね?村岡夫妻はおおっぴらに反戦を主張していないし。花子が英語に携わる仕事をしてるから?ラジオを降板した事情なんて、あの子等は知らないでしょうに...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 8
#花子とアン かよちゃんはドラマの重要な場面の証人となる役回り。これから国防婦人会がらみでひと騒動あるってことですね。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 8
#花子とアン 兄やんも言ってたけど、この戦時下で醍醐さんの乗った船が無事シンガポールへ着けるかというのが一番心配な点ですよね。でも、この時点では勝ち戦続きで、政治家や軍人さん以外は誰もそこまで考えが及ばなかったのかもしれないね。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 8
#花子とアン 今週は東京大空襲までドラマは駆け足のように進んでいくようですね。望まずも戦時色に塗られていく宮本家の描かれ方は秀逸だと思いました。学徒動員の知らせをラジオで聞いたあとの純平君の嬉々とした表情には、あの時代を生きた青年達へ思いを馳せずにはいられない説得力を感じました。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 8
#花子とアン どうにも、この花子さんからは、この現実からどこか目をそらしているか見ないフリをしているかのような印象を受けてしまう。対してかよちゃんからは、この現実をしっかり見据えて、したたかに泳ぎきってやるという逞しさを感じる。国防婦人会に参加してるのも彼女なりの処世術なのかも。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 8
#花子とアン さて、醍醐さんはシンガポールで何を観てきたのか?やつれてもその容色に微塵も衰えを感じさせない人であります。そういえば、今日は未だお互い思い思われの(?)兄やんが准尉に昇進しているのがはっきり確認できましたね。(階級章)ホントに優秀だったんだな。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 8
かよちゃんが花子に軍から都合してもらった砂糖を渡すエピソードで、め以子がTKO木下演じる軍のお偉いさんの自宅(食料、調味料がいっぱいだった)で彼のためにドーナツを作ったエピソードを思い出した人が他にもいたようで、なんだか嬉しかった。(笑)#花子とアン #ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 9
#花子とアン 「この店は私にとって命より大事」「どんなに(経営が)苦しくてもやっていく」 かよちゃんは苦境も試練をくぐり抜けながら一本筋が通ったような生き方してきたから、台詞が心に響いてくるよね。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 10
#花子とアン かよちゃんがおとうの言い草にちょっと反発したのは、お店で、明日をも知れぬ運命を背負った軍人さんに日々接していて、彼らが心に抱えている様々な思いに図らずも触れてしまうことが多々あるからなのかもね。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 10
#花子とアン 醍醐さんは今、状況は違えど、前作の源ちゃんに似たような状態にいるようですね。そんな彼女を救うのが吉太郎兄やん?
久々登場の徳丸の大旦那と武の親子。結局彼らはどこまでいっても基本はコメディ要員なのねw
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 10
#花子とアン かよちゃん、空襲で大切なお店と運命を共にする。なんて結末にならなきゃいいけど...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 10
#花子とアン 人懐こく疎開先にすっかり馴染んだ直子ちゃんに対し、どうにも馴染めずにいる美里ちゃん。実の姉妹でも対照的ですな。美里ちゃんは村岡夫妻に溺愛されてた感が強いから余計にツラそうですな。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 11
#花子とアン 甲府でも「父娘揃って西洋かぶれ」みたいな陰口を言われていた様子。ドラマには登場しない部分で、おとうと花子以外の安東家の人々は肩身の狭い思いもずいぶんしてきたんだろうなと改めて...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 11
#花子とアン それがドラマに大きく影響を及ぼすならまだしも、15分以内でほぼ回復するなら、花子のジフテリア罹患は別に端折ってしまってもよかったのでは?英治さんが花子に熱烈なラブレターを贈るシーンを入れたくなったのかな?
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 11
→ → → 『花子とアン』#103 第24週「生きている証」(2) http://t.co/R2BTt6eypu
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 11
#花子とアン 奇しくも罹患と空襲が花子に色んなことを考えさせる機会を与え、赤毛のアンの翻訳に本腰を入れるようになり、甲府から逃げ出してきた美里ちゃんに出征の秘密を打ち明けた。今日のこの流れ個人的には良かったです。やっぱり主人公は、時には筋の通ったた言動を見せてくれないとね。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 12
#花子とアン 思わず美里ちゃんを引っ叩いてしまったももちゃん。これぞ実の母の愛情か。なぜか、子供の親権争いで、実の母と実の母を名乗る女が子供の手を引っ張りあい、子供が「痛い」と泣き叫んだときに、実の母が手を離してしまったという「大岡政談」の「子争い」という話をふと思い出した。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 12
#花子とアン 村岡家、ここへきて危機管理甘すぎ。アンと辞書以外の洋書は容易に見つけられない場所に隠しとけよ~ 兄やんもかよちゃんも内心呆れていたんじゃないかなあ?
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 12
#花子とアン 今日の放送分観てあらためて思ったけど、数日前のあの場面での「非国民」&投石の場面導入は早すぎだったと思う。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 12
#花子とアン 昨日の美里ちゃんに出生の秘密を打ち明けた件は、「時が解決してくれる」ってヤツで片付けられちゃったか... ま、仕方ないよね。一方、純平クンの方はしっかり尺をとってもらってるからなあ。戦時中を描くドラマなら欠かせないシーンではあるけどね。釈然としないけどもう仕方ない。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 13
#花子とアン またひとつかよちゃんが"かよちゃんたる"役割をひとつ果たしましたね。食料が欠乏してる中、ひょっとしたら息子との最後の晩餐になるかもしれない夕食で、め一杯ご馳走してあげたい蓮様が唯一頼れるのが、飲食店をやっているかよちゃんだったという...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 13
#花子とアン いつ出撃するかもしれない長男(純平)とその家族(宮本家)。ひょっとしたら一緒に過ごす最後の一日かもしれない1945年冬のとある一日が、15分の枠の中で濃密に描かれていましたね。これは胸を打たれました。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 9月 13