空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

恐らく最初で最後のばり馬の「ねぎだくばり嗎(うま)」

 行きつけのばり馬西条寺家店のメニューにいつの間にか加わっていたのが「ねぎだくばり嗎(うま)」。ばり馬の基本メニューである豚骨醤油ラーメン「ばり嗎(うま)」にラーメンの表面を九条ネギ(もしくは万能ネギ?)で覆うが如く、またはネギを敷き詰めるが如く大量にトッピングしたと思われるラーメンだ。f:id:soranaka004:20240515212340j:image

 本日(15日)その「ねぎだくばり嗎」を注文した後で思い出したことがあった。私はかつて何度かラーメン屋で前述のような大量のネギがトッピングされた所謂「ネギラーメン」を注文したことがあるのだが、食べ終わった後いつも思っていた事が「ネギが大量にラーメンに乗っかってるから何だって言うの?」である。大量の新鮮な刻みネギの瑞々しさや仄かな辛さやシャキシャキとした固さなどをこれまで一度も楽しんだことがないのだ。

 で、地元の贔屓のラーメン屋であるばり馬で初めて注文してみた「ねぎだくばり嗎」だが、結果的にこのラーメンも例外ではなかった。食べている間中、大量のネギを咀嚼する時の、敢えて擬音を付けるなら「ジャリジャリ」とか「ザリザリ」かな?そういう感じの食感が激しく主張してくるのである。このラーメン丼ぶりの中の主役は俺(ネギのことね)なんだと言わんばかりに。

 過去も本日(15日)も、決してネギラーメン自体を不味いとは思ったことはないのだが、「ラーメンを堪能した」という充たされたような心持ちになれなかった...というところか。もう一度言うが、不味かったわけでは決してない。だが、「ねぎだくばり嗎」のリピートはないであろう。