快晴の土曜日。ちょっとした用事で広島市内へ出かけたついでに、久々にイオンモール広島府中店に寄ってきました。
現在の私がここへ寄るとなると、その目的の大半は、このショッピングモールの中にあるフタバ図書TERA内のCDショップを覗いてみることなんですけど、本日もほぼその目的のみのため、帰路の途中、JR天神川駅(イオンモール広島府中店の最寄り駅です)に降り立ちました。できれば出費を抑えたい時期ではあるけれど、行きつけの幾つかのCDショップをひやかすのは、私の大事な趣味のひとつです。
洋楽ロック、ソウル/R&Bのコーナーを中心にショップ内を回りながら、幾つか興味あるCDを手にとってみるものの、前述のように本当は少しでも出費を抑えたい時期なので、レジに持っていくまでには至らずな状態で時間が過ぎていく中、永遠に大好きであろうロック・バンドであるザ・フーのCDが並んでる棚の前で足が止まりました。
昨年、ザ・フー熱が数年ぶりに再燃し、CDを買いなおしてきた中、未だ購入していないアルバム『フー・アー・ユー+5』と『フェイス・ダンシズ+5』がどちらも20パーセント・オフの値段で売られているのに目が留まったからです。ちなみにどちらも国内盤CDです。どちらも元の価格は税込み1800円ですから、1枚1440円で国内盤新品CDが購入できるわけです。
迷わず、その2枚のCDを手に取りレジへ向かった私でありました。これを逃すとこの条件ではもうお目にかかれないかもしれないですからね。どちらも、個人的にザ・フーの12枚(少ない!)のオリジナル・スタジオ・アルバムに順位をつけるとするなら下位の方に来る作品なのだけど、『フー・アー・ユー』は、狂気の天才ドラマー、キース・ムーンが生前参加した最後のアルバム、『フェイス・ダンシズ』は、キース・ムーンの死後、元スモール・フェイセズ~フェイセスのドラマー、ケニー・ジョーンズを新メンバーに加えて再スタートを切ったアルバムと、どちらも、ザ・フーにとっても、英国ロック史においても、過渡期の貴重な記録なのでスルーしたりなど出来ないのです。ファンなら当然、所持し聴くべき作品なのです。