またまた我が行きつけのラーメン屋である「ばり馬西条寺家店」の贔屓メニューについての記事である。
私についてはほぼ冬場限定の話だが、時折無性に食べたくなるのが激辛系のラーメンだ。「ばり馬」のメニューには、ベースたる「豚骨醤油ラーメン」とあっさり系の「醤油ラーメン」の他に、超こってり系の"背油スープ"たっぷりの「濃（こく）」の字が付くラーメンがあるのだが、その「濃」のバリエーションのひとつとして「濃辛（こくから）」というのがあって、それがばり馬の激辛系ラーメンに当たる。
本日（12月15日）の会社帰りに久々に「濃辛」を注文してみた。背油スープにラー油と唐辛子の粉で、食べ物に対する例えとしては適当でないかもしれないが、赤土色に染まったラーメンである。
食べてる途中でラーメンの上に乗せられた唐辛子の粉が舞うのだろうか？辛さが舌や口内だけでなく目にも沁みる。食べる時には傍らに置いておく冷水と額から流れ落ちる汗をぬぐう為だけでなく、目から滲み出てくる涙を拭う為にもハンカチとかハンドタオルは必須アイテムだ。額と目を拭う作業を繰り返しながらも美味さに食は進む進む。
食べ終わる頃には、衣服の下にも汗をかいてしまっている。この日は小雨が落ちてくる空模様だったのでそんなに気温は低くなかったけれど、夜道の寒風が心地よく感じられるであろう程に身体が熱くなってしまっている。
