『ミュージック・ライフ』『ジャム』の元編集長・水上はるこがロック・ジャーナリストとして世界中を駆け回った回顧録。半世紀におよぶロック人生を振り返る『最低で最高のロックンロール・ライフ』がシンコーミュージックから6月25日発売。数多くのミュージシャン/アーティストとの出会い。人気ミュージシャンと取材者という垣根を超えた深い友情。《最低で最高》のロックンロール・ライフを語り尽くします...
十代の頃から二十代にかけて水上はるこさんの書いた記事やレコードのライナーノーツはよく読んでいてそのお仕事には敬意を持っていたし、現在も彼女のXのアカウントをフォローして回想記を楽しませてもらっているだけにこの水上さん著の新刊本は興味深いのだが、これを読んだことをきっかけにして*1、最近は抑えることができるようになっている1960年代から70年代のロックへの執着やCDを買い直したい(そして買い揃えたい)欲求が、抑えきれないくらい一気に吹き出してきはしないかという不安があるので予約注文は出来ずにいる💦
購入することはほぼ確実とは思うのだが、肝要なのはそのタイミングだな。あくまで元ロック・ジャーナリスト*2の回想録として、作品の中に登場するミュージシャン達への個人的思い入れ等は横に置いておくことが出来て、冷静に臨めそうだと思えた時が私の「最低で最高のロックンロール・ライフ」の購入時だろう。で、今は未だそうではないと。