他の趣味との兼ね合いや、目の前に関心事が散乱しているような状態から抜け出すために、ここ数年間の内に「音盤(ほぼCD一択ですが...)で音楽を聴く」という趣味の中から、切り離してしまったジャンルが私にはある。もう最初に出会い聴いていた時期以上に夢中になれない、追う気にはなれない、思い入れも深まらないってのが理由だ。
そうしたジャンルに括られるバンドやミュージシャンのCDはもう買わない。関心も断ち切る。こうしないと私はどうにもバランスが取れない性分のようだ。
改めて確認することと、その決意をさらに強くするという意味合いも込めて、ここに既に切り離してしまっているジャンルやアーティストの傾向をランダムに挙げてみる。
* へヴィー・メタル、ハード・ロック
* プログレッシヴ・ロックで括られるバンド
* 極々一部を除いたパンク・ロックで括られるバンド
* R&B、ソウル、ファンクなどジャズとブルースを除いたブラック・ミュージック
* ロックのフィールドに入ってきていない純然たるフォーク・ミュージック、カントリー、ブルーグラス
* 1960年代後半~70年代の日本でフォークに分類されていた日本のシンガー達
そして、大好きだったり関心を強めに持っていた時期はあったけど、一度完全に気持ちが離れてしまったバンド、グループ、ソロアーティストに再注目したり音盤の買い直しをしたりはもうしないことにした。該当するアーティストを思いつくままに挙げると…
ビートルズ関連、ヤードバーズ、ビーチボーイズ、CSN&Y及びCSN&Y、ニール・ヤング、ジェファーソン・エアプレイン~ジェファーソン・スターシップ、ホット・ツナ、ドアーズ、キャンド・ヒート、フリートウッド・マック、サヴォイ・ブラウン、ジョニー・ウインター、グランド・ファンク・レイルロード、ムーディー・ブルース、イエス、EL&P関連、ピンク・フロイド、ディープ・パープル&パープル・ファミリー&リッチー・ブラックモア関連、スティーヴ・ウィンウッド関連、スティーヴ・マリオット関連、イーグルス、キッス、ジューダス・プリースト、UFO、BLUE ÖYSTER CULT、ユーライア・ヒープ、AC/DC、レーナード・スキナード、ヴァン・モリソン、フェアポート・コンヴェンション、スティーライ・スパン、ペンタングル、ブライアン・イーノ、RCサクセション&忌野清志郎関連、エレファントカシマシ
挙げたこれらアーティストの内の8割くらいは、複数回音盤の買い直しをしたことがある。
1日は24時間しかない、心の引き出しのスペースにも限度がある...となれば、年齢的にもそろそろ何を残して何を切り離すかを決断することが必要ではないか?と数年前より思うようにもなってきていた。