8月1日「ROCK 今日は何の日?」1981年、アメリカのCATV
— ROCK,MUSIC&BAR Freak (@ROCK_BAR_Freak) 2018年7月31日
で音楽ビデオを24時間流し続けるプログラム「MTV」の放送がスタート。初日に集まったビデオはたったの165本、記念すべき最初のビデオクリップがバグルスの「ラジオスターの悲劇」だったことは、今や洒落た伝説である。 pic.twitter.com/5btWHqFLYv
私のような1980年代前半から半ば頃に多感な時期を過ごした世代の音楽好きには、MTVの登場はある意味革命的な出来事のひとつだったような気がする。
当時、毎週日曜日の深夜だったかな?テレビ朝日系列局で、そのまんま「MTV」のタイトルで1時間くらいずっとミュージックビデオを流す番組が始まったのを皮切りに、洋楽のミュージックビデオを流すTV番組がいくつも登場した。あの頃、人気を得てBIGな存在となるイギリスやアメリカの新進アーティストは、面白かったり強烈なインパクトを残すミュージックビデオを作るアーティストだった。若いアーティストだけでなく、1960年代~70年代から活動しているような、中堅~ベテランアーティスト達も、こぞって凝ったミュージックビデオを作っていた。
そんなMTVの登場から数年経った80年代半ば頃の日本は、"洋楽ブーム"と言っても過言じゃない状況だったんじゃないかな?と振り返ってみて思える。地方の田舎住まいの私の周りでも、アメリカのヒットチャートものに限りはするが、洋楽の話題はごく普通のことだったしね。マイケル・ジャクソン、プリンス、マドンナ、シンディー・ローパー、ホール&オーツ、デュラン・デュラン、カルチャークラブ、ワム!、ポリス、ヴァン・ヘイレン、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、ブライアン・アダムス、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド…
あの頃の数年間の、誰のすぐ傍にも「洋楽の最新ヒット曲」があるような感覚は今でもよく憶えている。