You Tubeさんに薦められて久々に観たこの動画。
1980年代初頭にハード・ロックやヘヴィ・メタル寄りだったロック好きにとってマイケル・シェンカーというギタリストは、ヴァン・ヘイレンのエディ・ヴァン・ヘイレンと並んで忘れられないギタリスト/ミュージシャンでしょう。彼は、自身のグループ「マイケル・シェンカー・グループ」を率いて当時の日本では大人気でした。そんなマイケルの(日本での)成功によって、彼が1970年代に在籍していた英国のロック・グループ「UFO」のことを知った人も少なくなかったはずです。私もその一人。
私個人は「マイケル・シェンカー・グループ」というバンドにはいまいちハマれず、結局、彼らのファンになることはなかったのだけど、(マイケル在籍時の)UFOにはすんなりハマっちゃいましたね。楽曲、歌、ロック・バンドとしての佇まいのすべてが私のど真ん中でした。彼らが70年代後半(勿論マイケル・シェンカー在籍時)にリリースした二枚組のライブアルバムは、かなり愛聴していたものです。
UFO [ SHOOT, SHOOT ] [II] LIVE, 1976. - YouTube
ブギー調のこの曲“シュート・シュート”はUFOの曲でも好きな曲のひとつ。
美旋律を奏でる若き日のマイケルの姿はどこまでも美しく、ピート・ウェイ(ベース)はやたら動きが派手でカッコイイ。久しぶりに聴いたフィル・モグ(ヴォーカル)の節回しには、やっぱり聴き惚れてしまったし、バンド全体がカッコよくスィングしてるって感じ。
最後に登場してなにやらコメントしていたジョー・エリオット(デフ・レパード)やスティーブ・ハリス(アイアン・メイデン)が、これまた懐かしかったですね。勿論今でも彼らが現役バリバリだってことは知っているけれど、私にはもうハード・ロックやヘヴィ・メタルは遠くなっちゃいましたからね。青春時代は遠くなりにけり。