空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

あるツイートで思い出した80年代のこと

 ひとつ前の記事の続編のような感じになりますが...

 AKB48横山チームAの千秋楽であり、SKE48へ移籍するわが推しの佐藤すみれちゃんの壮行会と、すーちゃんの大の親友であった菊地あやかちゃんの卒業式が行われた公演をDMMの劇場公演生配信でしっかり見届けた一昨日(21日)の夜遅く、Twitterの我がタイムラインのこんなツイートが並びました。

 キース・レヴィン(Keith Levene)が、パブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Ltd)の4thアルバムとして1984年にリリースされるはずであった『Commercial Zone』を“本来の形”でリリースするべく、クラウドファンディングサイトindiegogoにて資金調達キャンペーンを実施しています。

『Commercial Zone』は『FLOWERS OF ROMANCE』に続く4枚目のアルバムとして制作されるものの、レコーディング中にジョン・ライドンJohn Lydon)とキース・レヴィンが方向性の違いで衝突し、レヴィンが脱退したため幻に終わった作品。その後、この作品は、ジョン・ライドンによって制作し直された『This Is What You Want, This Is What You Get』と、お蔵入り音源をもとにしたレヴィンの『Commercial Zone』という派生アルバムが2作品リリースされています...

  あれは1982年の後半か83年の初めごろのことでしたか、洋楽ロック・ファン初心者だった私が教科書にしていた老舗の月刊洋楽雑誌「MUSIC LIFE」のある号に、ジョン・ライドンのちょっとした特集記事が載っていたんです。セックス・ピストルズで英国ロック・シーンにセンセーショナルに登場~ピストルズ脱退~パブリック・イメージ・リミテッド(以下、PIL)を結成~現在(1982年当時)といった彼の軌跡を簡単に追った記事+最近の彼の活動状況といった内容だったかな?いかんせん30年前の殆ど消えかけていた記憶なものですから...

 80年代に入ってからのロック・ファンで、70年代後半のパンク・ムーヴメントは知らない世代な私は、その記事を興味深く読み、ジョン・ライドンというアーティストに興味を持つに至りました。で、その記事に、"現在PILは、『Commercial Zone』というタイトルのアルバムを制作中"とあったので、よし!この『Commercial Zone』とやらをPILの音楽に触れるきっかけとしよう。と心に決め、リリースされる日を楽しみに待っていました。

 ところが、何ヶ月経っても『Commercial Zone』のリリース情報は一向に出ず、そのうち上記ツイートにあるURLの先の記事にもあるように、PIL内部のお家騒動で『Commercial Zone』の制作は頓挫したというNEWSが入ってきました。その後の顛末は、先の記事にある通り。その頃には、私も興味が薄れていた...っていうか既に新たな興味の対象が出来ていたっていうか... なにせ多感な時期、音楽雑誌は隅から隅まで読んでいたし、ラジオの洋楽番組を漁るように聴いていましたし、興味深いロックは次から次へと自分の中に生まれてきていましたからね。紆余曲折の果てに『This Is What You Want, This Is What You Get』がリリースされた頃には、ジョン・ライドンやPILは既に興味の対象ではありませんでした。

 ちなみにPILの代表作とされる『METAL BOX』や『FLOWERS OF ROMANCE』に初めて触れたのは、その時から15年は後の話です。(笑)

 あ!ここまで書いているうちに、ひとつ思い出しました!『Commercial Zone』の制作が頓挫したっていうNEWSが入る前に、『Commercial Zone』からの先行シングルという形だったのかな?「(This is Not a) Love Song」というシングル盤がリリースされていたのでした!ラジオでもよく流れてたなあ。聴きながら『Commercial Zone』への思いを膨らませていたっけ...


Public Image Ltd - (This is Not a) Love Song - YouTube

 以上、Twitterのタイムラインに並んだひとつのツイートが、遠い昔の記憶を呼び覚ましてくれたというお話でした。