空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

レミーがもたらしてくれた出会い

 本日、Amazonマーケットプレイスを利用して購入した2枚の中古CDが私の元に到着した。

Space Heater

Space Heater

 
Spend a Night in the Box

Spend a Night in the Box

 

  Reverend Horton Heat(レヴァレンド・ホートン・ヒート)なる米国のテキサス州はダラス出身のロカビリーを基調とする3人組ロック・バンドの『Space Heater』と『Spend a Night in the Box』。キャリアの長いバンドでそれなりの数のアルバムがリリースされている中でこの2枚を選んだ理由は、日本の中古盤屋から結構安価で迅速に入手出来そうだったから。この点のみ。この2枚が彼らのキャリアの中でどういう位置を占めているかなど全然知らぬまま。これから色々楽しみながら知っていきたいね。

 私は映画『極悪レミー』が好きすぎるあまりに、映画の中でレミーについてコメントしていたロック・ミュージシャン達の中で、特にこの映画を通して初めてその名を覚えた人達のことを、"知ってみよう、彼らが作った音盤を聴いてみよう..."というテーマを勝手に抱えていて、このレヴァレンド・ホートン・ヒートのCD入手も、実はその一環なのであった

 映画では、メンバーであるジム・ヒース(ギター&ヴォーカル)が、レミーの大酒飲みエピソードを語っていた。ある日レヴァレンド・ホートン・ヒートとレミーがスタジオセッションをした時、レミーに酒(恐らくレミーの大好きなコーラのジャック・ダニエル割り。通称:ジャック&コーク)を勧められるままに一緒に飲みながらのセッションになったのだが、酒豪レミーのこと飲酒は止まることなく、結局、皆でベロンベロンに酔っぱらうまで飲み続けのセッションとなってしまったとのこと。その結果、翌日、ジム・ヒースは急性アルコール中毒で入院したらしい。(笑)

ふとそんなことを思った

 実は自分は未だ一度も経験がない*1のだが、一番に推していたアイドルグループの解散ってのは、やっぱり大きいのだなあ。

 面識こそないが、Twitterで相互フォロー状態で、同じアイドル現場で同じ時間を過ごしたことが何度もある方が、もうアイドルヲタクからの卒業寸前の状態のようだ。

 彼の中では「区切り」というものがきっちりついたのであろう。もう同じ時間を共有することはないかもしれないし、ひょっとしたら共通項がなくなったということで、私の方からそのうちフォローを外してしまうことになってしまうかもしれないが、楽しい時間をたくさん共有した者として、今は彼のこれからの人生に幸多からんことを祈りたい気持ちだ。

 

*1:好きだったアイドルグループが解散したことは何度かあるが、自分はその時すでにそのアイドルグループからは気持ちが離れていたので

偶然見つけた文章の欠片に...

 ...そういう意味で、私は本当は音楽に耳を傾けているわけではなく、音楽を媒介にして目の前にいない人間を知ろうとしているだけで、音楽愛好家ではないかもしれない

 少し前にあることで検索中に偶然たどり着いた、ジャズ好きで多少ロックも嗜んでいるという方のブログの記事の一部にこういうのがあって、今も心に残ったままになっている。ホントに偶然たどり着いて少しだけ読んですぐに離れたから、もう何処のブログだったかもわからないし、上の引用もだいたいこんな感じの記述だったってだけで正確な文章ではない。

 そう!そういう感覚解る~!!...とでも思ったのかな?

 私は、ロック・ミュージシャンだろうがアイドルだろうが、その人の来歴とか軌跡とか個性とかをある程度掴んでそこに興味深さや魅力を感じてファンになるというパターンが殆どである。興味深い人が見つけられないロック・バンドや女性アイドルグループには強くは惹かれない。「あの曲が好き」とか「あのアルバムは良かった」とか「あの時のライヴ・イベントで観た彼等(彼女等)は凄かった」で止まってしまう。勿論、何年に一度くらいだが、例外もある。初見のステージであまりに強烈な光を放っていてそのパフォーマンスの虜になった...とかね。

 上の不正確な引用文にあるような"音楽愛好家"さんには理解できない感覚なのかもしれないね。数年前にとあるアイドルグループを通してネット上で知り合ったある"音楽愛好家"さんは、アイドルヲタクの「まずは"そのグループそのもの、あるいはメンバーの誰かが好き"だから応援している」という感覚が最後まで理解できなかったようだった。

特効薬?

 もう何十回目になるのか?DVD『極悪レミー』を観た。人生とかそんな大仰なことではなく、あくまで趣味/関心ごとの範疇での話だが、目の前に色んなことがとっ散らかっていたり、関心のターゲットが定まらず目移りばかりしてしまうような心持ちの時に、私は『極悪レミー』をPCのドライブに放り込んでいるような気がする。
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 人生は短い。何を欲しているのか、何がしたいのか、ダラダラしてないで、その都度はっきりさせていかないと、時間はどんどん過ぎて行ってしまうぞ!そんな風にレミーにケツを蹴り上げられてるような気にさえてくれるのだな、このドキュメンタリー作品は。あと、「お前、軸がブレてないか?足元をしっかり見ろ!」って、あの強面で迫られているような気にもね。