空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

あのころ

 本日、家人が自室の掃除をしていたときに出てきたという数枚の古い写真。どの写真にもウチの家族の誰かと一緒に、かつて我が家で我が一家と共に暮らしていた猫の親子が写っていました。ということはこの写真、かれこれ23年以上前に撮られたものでしょう。

 1984年、1匹の野良猫が我が家の物置に住み着いて子猫を生んだのがはじまりで、そこから約15年に渡る猫達との生活は、我が一家の忘れられない歴史の数ページであり、愛しかった日々です。

 出てきた写真に写っていたのは、一緒に生まれたきょうだい達(3匹生まれました)の中で唯一長生きだった、白黒のぶちの「クロ」と、親猫でサビの「ミーコ」。きょうだい達が1年未満で早死にし、1歳になったクロ1匹だけが残った時、家族の一員のように一緒に暮らしていたのに何の証も記録も残ってないのはかわいそう...という気持ちにでもなったのでしょう。私をはじめとしてウチの家族は、カメラを使う機会があると必ず親一人子一人の我が家の猫達の写真も撮るようになったんですよね。以後、1992年にクロが病気に罹って7歳半で死んでしまうまで、ウチの家族は我が家の親子猫の写真をたくさん撮りました。本日出てきたのは、そんな写真群のうちのアルバムに整理しきれなかった分でしょう。

  子猫たちの倍以上の歳月を我が家で過ごした親猫のミーコが老衰で逝ってしまったのは1999年だから、我が一家を振り回しながらも、いつも和ませ、笑顔にさせてくれていた猫達が居なくなってもう15年以上経ちます。さすがに近年は猫達と暮らしたあの年月を思い出すことも少なくなり、猫達の写った大量の写真が収められたアルバムも、押入れの奥に仕舞い込まれたままで、もはや顧みられる事もなくなっています。だけど本日出てきた数枚の写真は、ホントに久しぶりに、猫達と暮らしたあのころの日々を思い出させてくれました。キッチンのテーブルで写真を眺めるウチの家族の周りに漂う空気は、間違いなくあのころにミーコとクロがもたらしてくれていた和んだ空気そのものでした。