さて、今週も、この1週間の連続テレビ小説「花子とアン」(NHK総合)の感想ツイートを貼り付けてみようと思います。
はなのお見合いあったり、ひょっこりとおとうが帰ってきて(4年間音沙汰無しの状態から突然に!)家内騒動が起こったり、兄やんの軍隊入隊があったり、とにかく基本的には甲府の安藤家の物語に終始した感のあった今週の「花子とアン」。
甲府の安藤家が、大地主でなにかと安東家を気にかけている徳丸甚之介や、幼馴染ではなの同僚でもある朝市といった周辺の人々も含めて、家族の温かさ、人と人ゆえに発生する憎しみ、人であるゆえの愚かさとか滑稽さ、惚れた弱み... とにかく人が居て人と人が繋がっていることが愛おしく思えてくるような描かれ方をされていた一方で、対となる九州は福岡に居を構える石炭王・嘉納家の方は、妻である蓮様の元々の育ちやプライドの高さや教養などが、ことごとく夫の伝助との心の繋がりを阻む格好となり、挙句は、お互いが解り合う事を拒絶し、ありあまる金を妻に好きなように使わせることを容認することが夫である伝助の愛情の形という、真に歪んだ夫婦関係に。
このあまりにも対照的なふたつの家庭が描く人間模様が、現在このドラマの核となっております。インパクトは断然嘉納家の方で。そのせいで、ふたつのドラマが混在しているかのような様相を呈してきております。
【第9週】 5月26日~5月31日 「はな、お見合いする」あらすじ(公式サイト)
しかし、笑っちまうほど、文句のつけようがない好条件の縁談だなー。その上男前だし。徳丸の大旦那、それほどまでに「ふじちゃん」のことを気にかけてるんだな。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 26
身分が違うので思いは叶わなかったが、やはり徳丸はふじちゃんに惚れてたんだろうな... #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 26
#ごちそうさん における、正蔵さんが希子ちゃんの見合いをぶち壊した「ごめんなすって」事件のような展開が、今週は #花子とアン で観られるのだろうか?ただ、あの時の正蔵さんとは違って、おとうが似たようなことをしても非難轟々で誰からも(勿論、はなからも)支持されない気がするが...
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 26
わかっていても呆れてしまうほどになーんにも知らなかったおとう。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 27
今、安東家に必要なのは、美輪明宏さんのような身の上相談の名手だ。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 27
で、おとうはホントにこの4年間どうしてたのか?ずっと官憲の監視の目から逃れながら社会主義の啓蒙活動をしていたのか? #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 27
おじいやんが一度もおとうを叱りつけたり追い出したりしないのは、あんなヤツでもやはり家長であり、ふじや子供達には彼が必要だと思っているからなのか?それとも怒る気力も湧かないほど心底おとうにあきれ果てているからなのか? #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 27
蓮様はまずクラシック音楽に親しみ好きにさせるところから始めなきゃ。いきなり鑑賞マナー込みじゃ石炭王も娘もシンドイw #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 28
おとうは社会主義団体の末端でいいように使われていただけなんだが、いつしか先鋭的なことに関わっている自分に酔ってたんだろうな。多分、当時おとうのような人は多かったんじゃないかと思う。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 28
前にも思ったが、蓮様が石炭王の嘉納家に嫁ぎ、家庭内改革をはじめて4年経っているという事実がどこかに追いやられてしまってるような描かれ方がどうしても気になってしまう。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 28
蓮様、フラストレーション解消の為に自宅をサロンに。このサロンが興味深いキャラが集う場所にまで発展してほしいが、ある程度史実を辿るドラマだから無理かな... #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 29
いろんな意味で九州の石炭王・嘉納家と甲府の安東家周辺の時間の流れや空気感が違いすぎる。もはや二つのドラマが混在してるといっても過言じゃない。かつての蓮様の安東家滞在がマジで忘れられない奇跡の瞬間に思えてくる。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 29
はなからはどうしても「一人の男」としては見て貰えない朝市。切ないねぇ... #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 30
「惚れた弱み」なんて言葉もあるけど、おかあのは「惚れた強み」だな。根っからの風来坊で、ついこの間まで4年もどっかに行っちまってたおとうでさえ、おかあにかかってはお釈迦様の掌みたいなもんだwいやはやたいした女であります。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 30
望月さんが数十年後に千原せいじのようになって...w #花子とアン #ごちそうさんっていわしたい
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 30
徳丸の大旦那がいい人過ぎて泣けるw彼の安東家への数々の計らいこそ「(ふじちゃんに)惚れた弱み」であろう。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 31
徳丸の旦那の安東家に対する好意は、ふじちゃん(おかあ)に対する恋慕の情にプラスして、(当時の)都市部の町人の世界における「大家といえば親も同然、店子といえば子も同然」に近い考えに基づいたものなのかもね。 #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 31
入隊していく兄やんを待ち伏せて声をかけたおとう。おとうと兄やんの親子らしい心の通い合いが描かれるのはこれが最後...ってことにならないことを祈りたいね。君死にたまふことなかれ。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 31
一方、石炭王・嘉納家では、伝助・蓮様夫妻の関係がどんどん歪んでいく。蓮様の不満や鬱憤をお金で押さえつけようとする伝助。石炭じゃなくコールタールのような真っ黒でドロドロの渦が広がる嘉納家。#花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 31
あ、そうそう!たえちゃんが奉公先で「ミミズの女王が掲載された雑誌を読む機会が得られたようでなによりでした。忘れた頃に彼女からの手紙でわかったことだったけど... #花子とアン
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 5月 31