空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

サイドマンに惹かれて…も、ひとつのパターンなのだ

 去年から今年にかけて、それ以前にはなかったくらいにジャズのテナーサックス奏者であるところのチャールス・ロイド(Charles Lloyd)の名前や画像をTwitterの我がタイムラインで見かけることが多い。原因は単純に昨年後半あたりからジャズ関連のアカウントのフォローを増やしたからだけかな?

Charles Lloyd (jazz musician) - Wikipedia

 チャールス・ロイドと言えば、代表作であり、ジャズの名盤として紹介されることも多い『フォレスト・フラワー/Forest Flower: Charles Lloyd at Monterey』。

Forest Flower: Live in Monterey

Forest Flower: Live in Monterey

  • アーティスト:Lloyd, Charles
  • 発売日: 2005/01/01
  • メディア: CD
 

  私もこのアルバムはまあ好きで、ジャズのマイ・ブームが訪れる度に買い直している。ただ本作以外の作品までは食指が動かないまま。ほぼ、私はこれで充分。

 そもそも本作を最初に手にした理由として、キース・ジャレット(ピアノ)、セシル・マクビー(ベース)、ジャック・ディジョネット(ドラムス)で構成されているカルテットの作品だったからっていうのがやっぱり大きかったよね。後にゲイリー・ピーコック(ベース)を加えて不変のトリオを組むことになる、若き日のキース・ジャレットジャック・ディジョネットの演奏が聴いてみたかったのだ。

買って良かったと心から思えた1枚

ストリングス・フォー・ホリデイ

ストリングス・フォー・ホリデイ

 

Lee Konitz - Wikipedia

 ストリングスをバックに正に朗々とビリー・ホリデイ愛唱曲を吹くアルトサックスの巨匠リー・コニッツ

 ジャズの"ウイズ・ストリングス"ものは食わず嫌い的に避けてきたが、本作を聴いて、贔屓の奏者の音色をじっくり楽しむなら最適の形態なのでは?と思うようになった。

良き出会い

ビル・エヴァンス - Wikipedia

マーク・ジョンソン (ミュージシャン) - Wikipedia

 ビル・エヴァンス最晩年のトリオでベーシストを務めていたマーク・ジョンソンのリーダー作『ザ・サウンド・オブ・サマー・ランニング』。パット・メセニービル・フリゼールツインギターってところに惹かれ、先日中古で購入したのだけど、まだ一度通して聴いただけながらも、想像以上に素敵な作品だったので驚いている。

 オリジナル・リリースから22年遅れながらも、ふとしたことからこのCDの存在を知ることとなり、中の素晴らしい音楽に出会えて、今、とても幸せな気分だ。

ザ・サウンド・オブ・サマー・ランニング

ザ・サウンド・オブ・サマー・ランニング