空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

ふと思い出す

 ブルースとジャズというジャンルとの出会いは、自分の音楽ファン人生の中でも忘れられない重要なものだったと思うけれど、どちらも未知の領域だっただけに、レコード/CDショップへ行きCDを物色し、「これは!」と思うものを見つけて購入するという行為そのものが、ホント楽しくて仕方なかったな。正にそれは自分にとっては"新しい刺激的な音楽との出会い"の瞬間であった。

 1990年代の前半の頃の話。ブルースもジャズも巨人と称されるようなミュージシャン達の殆どは既にこの世の人ではなかった。ジャズで言うならマイルス・デイヴィスが逝ってしまったあとのこと。

なかなかに嬉しい廉価シリーズ

ギターレジェンド達の名盤50タイトルを厳選!ソニーミュージック「ギター・レジェンド・シリーズ」|4/12発売|ローチケHMV

 CDショップに足を運ぶ楽しみがひとつ増えた気になる好企画!セレクトもロック、ブルースのメジャーどころから渋いところまでと多彩。

 個人的には、タジ・マハールの初期名作が入っているのが嬉しい。あと、デイ・メイスンのライヴとかも...

いまはそれが一番良いと...

 ついこの間からだけど、未だライヴは未体験だが、CDは買い揃えてたりその動向だけは気にしていた女性アイドルグループ二組を自分の関心事の中から切り離した。情報や動向を気にするのも積極的に追うのをもやめ、CDも次回作より買わないことに決めた。少なくとも現時点ではそうするのだと強く自分に言い聞かせている。(笑)とにかく、前もここに書いたように、アイドルの推しは今以上に増やさない方針で今年はヲタ活をしているのだ。今推しているひめキュンフルーツ缶、BILLIE IDLE、BiSでやりくりするのも結構大変なのだ。

 一見、猫の額の如く狭い場所にひしめいているだけのように見える女性アイドルグループの世界だが、一歩踏み込んでみると、奥行きもあり掘れば深く、自分だけの宝物を見つけようと思えばいくらでも見つかる世界。時間とお金はどんどん吸い取られていってしまうのだ。この度自分の中から切り離した二つのアイドルグループは、現場を経験すればほぼ確実に自分の中で大きな存在になると確信に近いものを感じていたからね。他の趣味/関心事*1と上手くバランスを取るのが結構難しい世界。

 名残惜しさは勿論あるが、それでもここら辺で心の中を少し軽くしておきたいし、しておくべきだと思ったのでね。ここ1年くらいで女性アイドル以外の音楽ジャンルへの関心事がまた広がり、体験してみたいライヴ、入手したい音源も増えたしね。

 

 

*1:特にエンタメ系

これは憶えておかなくちゃ!

merurido.jp

 高田渡にとって、五つの赤い風船とのスプリット盤に続く2作目にして、初の単独アルバム!変革の嵐吹きあれる’70年安保を目前にした東京を離れ、京都へ移り住んだ’69年、西岡たかしのディレクションのもとに録音された。前作までの毒の効いたプロテスト・フォークから一転、自己の内面に目を向けた素朴な楽曲が並ぶ。一人の女の子との会話をはさみながら弾き語りを聴かせる構成をとり、ギター1本で静かにじっくりと歌い上げていく。フォークシンガーとしての高田渡の本質的な魅力が詰まった一枚...

  10数年前にURCの名作群が一斉にCD化された時以来の再発かな?あの時は自分も購入し所持していたのだけれど、諸事情で手放してしまいそれっきり。

 買い直したいなと思っていた1枚だけに、嬉しいリリース情報である。