空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

心の底ではそうなるよう願ってたのかも

 20数年前、このCDで初めてフリー・ジャズに触れた忘れられない1枚である山下洋輔トリオ[山下洋輔(ピアノ)、坂田明(アルトサックス)、小山彰太(ドラムス)]のライヴ盤『モントルー・アフター・グロウ』。

 今月の初めにふと聴きたくなってネット通販で探したのだが、Amazon等他の通販では取り扱い終了状態だったり、中古盤にバカ高い値がついてたりして諦めかけていたところで、DMM通販で取り扱われている体になっているのを見つけた。前の浅川マキのCDの件もあり不安はあったが、藁にもすがる気持ちで取り寄せ注文してみた。以来、入荷待ち状態が続いていたのだが、本日先方より「仕入先より手配できない胸の連絡が入り、DMM通販では取り扱い終了によりキャンセルさせていただく」とのメールが届いた。

 残念ではあるが、今月はネット通販でCDを買いすぎたなぁ...という思いがずっとあって、来月のクレジットカードでの支払いが少々恐怖であったので、CD1枚のこととは言え、ホッとしている自分も居る。(笑)

宣言のような意味も込めて...

 今月の終わり頃に某アイドルグループの現場デビューを予定していた。ヲタにこそなってはいなかったが、現在のアイドルシーンの注目株というかとにかく昨年のメジャーデビュー以降どんどん膨らんでいるグループだし、アイドル方面に関心を寄せる自分も多少なれど気になっていたし、一度は体験しておかねば!というような気持ちからだった。で、それまでに、Amazonマーケットプレイスなどを利用して、そのグループがこれまでリリースしたCDを安く入手して予習を...とも考えていた。だけど、ここへきて全部取り止めにすることに決めた。既に入手してしまったチケット代は勿体無いが、ライヴが開催される場所に出向く際にかかる交通費*1のことを思えば、まあ諦めるのは容易だ。

 多分に金銭的な個人的事情に加え、年が明けたころから頻繁に頭に浮かぶようになった、"アイドル方面への関心事は現在以上に広げないようにしなければ!"という考えが、ここへきて固まったのだな。

 ヤバかったと思うね。気がついたらその動向に関心が向いてしまってる女性アイドルがどんどん増えてしまってた。その"動向に関心が向く"ということは、現場参戦をそれもそう遠くないうちに実現させようと検討するということとほぼイコールなのが私。こと女性アイドルグループに関して言えば、音源を聴くだけのまったくの在宅ファンという選択肢はないと言っても過言ではない。さすがにその現場参戦数を誇れるようなファンにはなれないまでも、機会を見つけてライヴの現場に出向くのは必須というのが、それが私にとって女性アイドルグループを推すということなのだ。だから、あまり支持し動向を気にするアイドル・グループは増やせないのである。金銭的意味合いでも体力的意味合いでも時間的意味合いでもね。ついでに言うと、ずっとファンではあり続けている佐藤すみれさんに対して「推し」という言葉を使わなくなったのも、彼女が所属するSKE48や48G全般の現場に出向いてみようという意思がないから*2

 現在、「推している」と言い切れるのは、ひめキュンフルーツ缶、BILLIE IDLE、BiSの3組。これで私はもう手一杯。許容量がこれ以上私にあるとは思えない。ちょっと気になるって程度のアイドルやアイドル・グループは幾つかいるけどね。そもそも私はシーンを見渡して"いま注目すべきアイドル"を常に探してるタイプのアイドルヲタクではないからね。余程衝撃的な出会いがあれば話も変わってくるけど、今年からは基本的に今以上にアイドル方面への関心事を増やさぬ方向でいく。それを今一度自分に言い聞かせる意味でこの記事を書いた。ただでさえ私には「一時の気の迷いで...」みたいな事が多いからね。

 

 

*1:他県への遠征だった

*2:自分は既に48Gのファンではなくなっているので

変な夢。なぜにモスバーガー?

 PCを置いているデスクの椅子の上で胡坐をかいた状態で眠るのが、最近すっかり上手くなってしまった。今朝もそんな感じで1時間半くらい二度寝してしまっていたのだが、その時におかしな夢を見た。夢なんてものは、目が覚めた瞬間より頭の中のブラックホールにどんどん吸い込まれていってしまうものだが、今朝見た夢も場面場面を繋ぐ繋がりの部分の記憶が抜け落ちてしまっているので残っている断片をここに書き記しておく。

  ...

 夢の中の私は、何県の何処なのかは全く不明だが、町を上げてのお祭りのようなイベントの開催日らしき日に、その町の中心部であろうアーケード街とそこに交差している幾つかの通りをとにかくうろうろと歩き回っていた。

 途中で腹が減ったのだろう、ある通りにあるモスバーガーに入ったのだが、そういう日なので客も多く満席で座れない。しかたなくお持ち帰りで何点か買い物をして店を出た。出てすぐの所に交差点があり、そこで信号待ちをしている時に同年代くらいの中年男性に声を掛けられた。誰かと思えば高校時代の同級生で当時は割りと仲がよかった男。卒業してからも時々会って飲みに行ったりもしていたのだが、20歳代の前半の頃に彼が私や他の友人達に対して起こした幾つかの不実な行動が原因で私は彼と距離を置くようになり、そのまま歳月の流れと共に全く疎遠になってしまった。そういう経緯からも、正直言って会いたくない男であったので適当に話をしながら一緒に歩き、頃合を見計らって私は彼を撒いて逃げ出したのであった。(笑)で、逃げ切ったあとに私は、彼と出会う前に立ち寄ったモスバーガーにせっかく買ったハンバーガー等何点かの品物が入った紙袋を忘れてしまったことに気が付いた。これが今朝見たこの夢の核の部分である。(笑)

 私は、品物が入った紙袋を置き忘れたモスバーガーを探して、お祭りイベントで賑わうアーケード街とそこへ交差しているいくつかの通りをさんざん歩き回ることとなる。ハンバーガーショップなど、比較的自宅に近い場所にあるマクドナルドを時々利用するくらいで、モスバーガーなどもう20年は利用していない私なのに、モスバーガーに振り回される夢を見るなんて...

 探し歩く途中で、現実では全く興味が無いメイド喫茶の店の前に置いてあるモニターの前で私は立ち止まり、中で行われているメイドさん達のショータイム(?)を眺めていた。歌い踊っているメイドさんの中に、ちょっと気になる子がいたので、店の中に入ってみようとしたのだが、入り口で「満員ですから」と係員に止められた。

 再びモスバーガーを探して歩き始めたら、アイドルグループが幾つか出演してライヴを行うラジオ番組の公開録音がある旨が記されたビラを手渡された。私はそのビラの地図を辿って公録場所のある広場のようなところに行った。広場の特設ステージではフリフリの衣装を着た知らない大人数女性アイドルグループがリハーサルの最中。ちなみにビラに載っていた他の出演者達もこれまた全く名前も聞いたことがないアイドルグループばかり。ステージ脇に待機してリハの順番待ちをしていた白のシックな衣装を着た3人組のアイドルグループに目を惹かれ近づいて話しかけてみた。思わぬ好反応でしばらく彼女達と歓談。現実の私は特典会以外でアイドルに話しかけたりは全くしないのだが...

 公録がはじまるまで1時間半くらい時間があるようなので、私は一旦広場を離れた。モスバーガーへの忘れ物のことが再び脳内で頭をもたげてきたので私は再び歩きはじめようとしたのだが、空からパラパラと雨が落ちてきた。通り雨なのかみるみるうちに雨は激しくなっていった。近くにあった昭和な感じの古めの外観の喫茶店で突然の雨をやり過ごすつもりで扉を開けたら、中には一人テーブルに座ってカレーライスを食べている、夢の最初の方で撒いて逃げた高校の同級生だった男の姿。慌てて扉を閉めたところで目が覚めた。

  ...

 このように夢というのは、とっくに普段の生活と縁がなくなってしまったものや、とっくに縁が切れてしまった人と、その夢のキーワードもしくはキーマンという形で再会したり、普段の生活では絶対といって良いくらいに取らない行動を夢の中では取ってたりすることがあるから面白い反面怖いと思うこともままある。

Mandrake Root 1969

 時々無性に観たくなってしまう、ディープ・パープルのライヴ映像。

 昨夜観たのはなんだかんだ言っても私の"ロック好き"のルーツのような存在だからね。1970年代に入ってからリリースしたアルバム『イン・ロック』~『ファイアボール』~『マシンヘッド』という流れの中で、演らなきゃ客が納得しない代表曲をいくつも持ってしまう前の、スタートしたばかりの第二期パープルの映像。囚われるものは何もなかった頃のパープルのライヴ。


DEEP PURPLE- Mandrake Root 1969)

 画質のよさに感動しながら滑稽さと紙一重のリッチー・ブラックモアのステージアクションを堪能。THE WHIO紛いのエンディングに唖然。最後、ひとりステージに立ち尽くす体のロジャー・グローヴァーの姿がやけに印象的。