空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

ある記事を読んで今更ながら思ったこと

 ーーなぜアイドルじゃなくて、バンドを始めたか。

真依 アイドルは、なんていうんやろ。こっちが賞味期限があるみたいに全然思ってなくても、お客さんからしたらあるんかなって思って。で、ずっと長く続けられるグループになりたい!っていうことで、自分たちから言ったら賞味期限もついてくるし、アイドルにこだわりというか未練がなかったし、もうちょっと音楽に寄り添った事をしたいなって思ったけんかなあ。

  今更ここで言うまでもなく、今年から始動した音楽ユニット「トライシグナル」のメンバー岡本真依さんは、昨年の10月まで7年にわたって愛媛発のアイドルグループ「ひめキュンフルーツ缶」の不動のセンターであり、歌の要であった人。

 上に貼りつけたツイートのリンク先にあるインタビュー記事から真依さんの言葉の一部を引用させてもらったが、アイドルとしてあれだけステージで輝いていた彼女が、未練を感じることなくアイドルから離れてしまったことに、「アイドル」というものの限界を感じてしまって、一抹の寂しさを感じてしまった。「長く続けられるグループになる」、「もっと音楽に寄り添った活動がしたい」、そのためには、"アイドル"というフィールドから離れなきゃならないのかねぇ?ってね。

 ひめキュンに関しては、2012年~13年の上昇期や、シーンにある程度の地位のようなものを築いた感のあった2015年が今でも私の中で鮮やかに印象に残っているけれど、その歴史の第一章の大きな区切りであった2016年1月の地元・愛媛でのひめぎんホールのサブホールでのワンマンライヴを成功させて以降、少しずつライヴの動員が落ち始めたのも目撃している。そうなってしまったのが、ひめキュンに注目していたアイドルファンたちが、ひめぎんサブホールの成功である種の達成感を感じてしまったのか、真依さんが言ってるように「賞味期限」ってやつがひめキュンにもやってきてしまったのかは、判らないけど。

 グループとしての上昇期を過ぎてからの...結果的には初代ひめキュンフルーツ缶としてのラストの2年(2015年~17年)あたりに、彼女たちが数多く感じたであろうジレンマを思うと、今でも少し心が痛む。楽曲の質もライヴのクオリティもメンバーのステージへの情熱も、何一つとして落ちてはいなかったのに...