空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

私のサニー・ボーイ

 今、洋楽に力を入れている大き目のCDショップの一角を賑わしていると思われる 【CHESS BEST COLLECTION 1000】

マディ・ウォーターズハウリン・ウルフ、サニー・ボーイ・ウィリアムスン、チャック・ベリー、ボ・ディドリーといったブルース/R&R系レジェンド達の名作から、ソウル、R&B、ゴスペル、ドゥワップ、そして近年注目を浴びるレア・グルーヴ系の名盤まで、老舗=チェス・レーベルの名盤50タイトルを、特別価格¥1,000で限定リリース!

 老舗であり超名門であるブルース/R&Bのレーベル「チェス・レコード」が50年代から60年代に掛けてリリースしたブルース・レジェンド達のアルバムが1000円にて買えるという垂涎モノの好企画。昨年の暮れにリリースが始まって以来、気にはなっていたものの、当時私の関心はブルースには向いてなかったせいもあって、手を出さないままでした。

 あれから約2ヶ月。私の心もブルースを受け入れる余裕も少しは出てきた...いや、私の心にブルースを欲する部分も出てきたって方が正しいかな?(笑)まあ、そんな心持ちの今日この頃...というわけで、昨日広島市内に出向いたついでにタワーレコードを冷やかし、同再発シリーズから1枚だけ買ってみました。↓↓↓

ワン・ウェイ・アウト

ワン・ウェイ・アウト

  • アーティスト: サニー・ボーイ・ウィリアムスン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2013/12/11
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

  本日になって、CD『ワン・ウェイ・アウト』を開封し聴いているうちに、数年前にブルースのマイ・ブームが起きたときに、自分にとってのサニー・ボーイ・ウィリアムスンという存在やブルースついて、当時やってたブログで語ったことがあったのを、ふと思い出しました。

 今回、久々にサニー・ボーイのCDを手にしたのを機に、再びサニー・ボーイや"ブルース"というジャンルを追ってみたくなる可能性も出てきたということで、ここにその記事を再掲載してみたいと思います。

 

リトル・ボーイ・ブルー2009-01-03 15:20

 

 黒人のブルースに触れるようになったきっかけは、まぁ人それぞれだろうけど、恐らくロックを経由してブルースにたどり着いたって人が多いのではないでしょうか? 

 勿論私もその一人でして、好きになったロックミュージシャンがブルースのカヴァーを演奏していたり、音楽雑誌等のインタビューで彼らが、具体的にブルースマンの名前を挙げて、その奏でる音楽そのものや楽器の演奏技術からの影響を口にしているのを読んだりしたことが、ブルースへの興味の発端になっています。 

 ただ、きっかけがそんな風なだけに、ついブルースをお勉強聴きしてしまったり、気づかぬうちにまるでその(ブルースから色濃く影響を受けている)ミュージシャンのファンであるってことの外観を取り繕うような感覚でブルースに接してしまってることが、若かりし日の私には結構あったような気がします。例えば、「ローリング・ストーンズ好きなら、マディ・ウォーターズハウリン・ウルフは押さえとかなきゃ!」みたいに... 

 そんな中、出会った途端にピン!ときて以来ずっと、(それは漠然としたものではありますが)私のイメージするブルースを体現しているような佇まいと奏でるブルースに惹かれ続けているブルースマンがいます。私の中でのブルースのリバイバル・ブームは過去に二度くらい起こっていますが、そうなった場合真っ先に手に取るのは、彼の遺したブルースです。 

 そのブルースマンの名前はサニー・ボーイ・ウィリアムソン(“サニー・ボーイ・ウィリアムソンⅡ”と呼ばれることもあります)。1950年代から60年代にかけてのシカゴのモダン・ブルースのシーンにおけるブルース・ハープの王者のような人ですが、そういう資料的な肩書きのようなモノとか、先達への敬意のような気持ちは一切抜きにしても、私はサニー・ボーイ・ウィリアムソンが好きなんです。そこにはミーハー的な感情もかなり入っています。(笑) 

 出会ったばかりの頃、彼のレコードに耳を傾けながら、ハープ片手にアメリカ南部を放浪していた若かりし彼の姿や、スーツと山高帽を粋にきめてステージに立ちハープを鳴らす姿などをイメージして楽しんでいたものでしたが、オッサンになった今でも彼のブルースは当時と同じように私のイマジネーションをかき立て、楽しませてくれます。ホント俺、この人好きだわ。ブルースというジャンル?ではなく、この人とこの人の音楽のファンだと言っても過言ではないかも...