空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

私の「長崎の鐘」

 故・藤山一郎さんの「長崎の鐘」は、長崎に投下された原爆の犠牲者をはじめ、戦災で亡くなったすべての人たちへの鎮魂歌(ウィキペディアより)ということで、毎年8月9日が近づくたびに、どこかで耳にする歌です。

 私も、毎年この時期に、ふと頭の中でこの歌が鳴り出すことがありますが、私の場合、それは藤山一郎さんの歌声ではなく、名も知らぬ、存在すらしていない素人の女性の歌声でです。

 発端は、私が中学2年の修学旅行で長崎に行った時です。確か2泊3日の修学旅行の2日目。ほぼ一日かけて平和公園、グラバー邸、大浦天主堂といった長崎の名所を回ったのですが、バスでの移動中にバスガイドさんが歌って聞かせてくださったのが、恐らく私の一番古い記憶の「長崎の鐘」です。長崎の代名詞のような歌ですし、バスガイドさんが歌ってくれるのも、まあ当然のなのでしょうが、どういうわけだったのかそのガイドさん、その日は折に触れてバスの中でこの歌を歌ってくれていたんです。3~4回は聞いたかな?クラスメート達と「また、この歌だよぉ」って言い合ってたのを、今でもはっきりと憶えています。

 中学の修学旅行の思い出と丸ごと重なってるせいか、以後、「長崎の鐘」でまず思い出す歌声は女性の歌声になりました。それは30数年経った今も不思議と変わりません。とはいっても、あの時のバスガイドさんの歌声をずーっと憶えているわけなどなくて、「ちょっと歌が上手い素人の女性の歌声」が、中学2年の時以来「長崎の鐘」のイメージとして、私の頭の中に思いのほかしっかりと焼きついているんですな。(笑)

 

 

 原爆の犠牲者の安らかなる眠りを祈ると共に、希望を失わず復興に尽力された方々への敬意と感謝をいつまでも忘れてはならぬと思わせてくれる歌です。