Jefferson Airplane photograph in San Francisco, 1966 pic.twitter.com/uLYVG5GzzM
— Classic Rock In Pics (@crockpics) October 18, 2024
かつて夢中だった思い出がCDの形をしてラックや収納ケースに並んでいるだけという状況にはもう決して戻らないという意味で、洋邦問わず一度気持ちが離れてしまったロック・バンドへはCDの買い直しという形で戻っていくことは基本的にはしないというのが私の音楽ファンとしての現在の方針。
ジェファーソン・エアプレインは数少ないその方針を当てはめていないバンド。現在は売却するなどしてCDはライヴ盤を2枚所有している程度だが、いつか2020年代のリマスタリングを施した旧譜の再発があれば、それを機に彼等の音楽へ本格的に戻っていきたい気持ちは心のどこかで持っている。Xの我がタイムラインで上に埋め込んだポストにあったブレイク寸前くらいの時に撮られたジェファーソン・エアプレインの写真付きのポストを見て、そのことを思い出した。
エアプレイン各メンバーの音楽嗜好が反映された音楽性、50数年前の作品にも関わらず今聴いても刺激的な作品群。1960年代後半のアメリカのバンドが標榜していた「自由」を3人の異なるスタイルを持つメインヴォーカリストが曲の中で絡み合うという形で表現した楽曲群、バンドとしての佇まい。それらは2020年代の今でも私のロック嗜好のツボを刺激してくるのである。