空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

こんな形だけど初めてのつげ義春

 ここ2、3日の話だが、頭の中を「つげ義春」の名前が過って仕方がなかった。そう!1960年代から80年代にかけて、寡作ながらも高い評価と熱心な読者層を得ていた漫画家のである、あの「つげ義春」さんである。

 つげ義春 - Wikipedia

  正直、特別漫画を読みたい気分ではないのだが、つげ義春は20数年前より一度読んでみたいと思っていた作家だし、ここで読んでおかないと今後つげ義春に心が向くことなどないかもしれないぞ*1!という目に見えない何かからのお告がこういう形でやってきたのかも知れないとも思えてきた。(笑)

 Amazonつげ義春の作品を物色してみたところ、筑摩書房から出ている文庫サイズの【つげ義春コレクション】というシリーズが入手しやすいし取っ付き易そうであったので、購入するとしたらこのシリーズの中からってところまでは決めたのだが、前述のように今は漫画を読みたい気分ではない時に、新品一冊821円を出す気には、本日までなかなかなれないままでいた。

 そんな時に思い出したのが普段はほとんど使うことがないYahoo!ショッピング。この間より、あそこからメールで今月中に失効してしまうポイントがありますよってメールが盛んに着ていたからね。Yahoo!ショッピングで中古を漁って、この溜まっていたポイントを使えば、かなり安価で【つげ義春コレクション】が入手出来るかもしれないと思ったのだ。

 BOOKOFF Online ヤフー店で、手頃なブツを発見。『紅い花/やなぎ屋主人 つげ義春コレクション5』が498円、『ねじ式/夜が掴む つげ義春コレクション1』が398円で出品されていた。「紅い花」「ねじ式」が代表作に数えられる作品であることくらいは知識として知っていたのがこの2冊をチョイスした理由。溜まっていたポイント「480ポイント(1ポイント1円)」をすべてつぎ込めば、送料(一律360円)を足しても、このシリーズの新品を一冊買うより安い値段でこの2冊を入手できる。購入決定。

 というわけで、数日後、私の元に人生初めて触れるつげ義春作品がやってくることとなった。この2冊が私の心を捉えたら、次はこの【つげ義春コレクション】の他の巻を新品で買おうと思っています。

 

 

*1:現に、もう8年くらいつげ義春氏のことなど忘れていたし…

意外な組み合わせのようでいて...

 Twitterで見つけた デヴィッド・カヴァデールとレミーのツーショット。

 カヴァデール率いるホワイトスネイクとレミー率いるモーターヘッド、共に70年代後半に英国のロック・シーンに登場し80年代初頭にブレイク。よって、その間に知り合い仲良くなっていても全然おかしくない二人だが、やはり意外な組み合わせに思えてしまうなぁ。いい写真!

お手頃価格なのも嬉しいね♪

 1970年代後半~80年代前半のジョーイ、ジョニー、ディーディーの3人がフロントに立っていた時代のライヴ音源。食指は大いに動くね。

 ま、これはこれとして、この時代のラモーンズの決定打のようなライヴ映像作品(ドキュメンタリーではなく、純粋なライヴ作品)が出ないものかなあ...

今日も他人のツイートに反応してみる

 懐かしいレコードに関するツイートに身体が反応してしまった。

 現在まで50年を超える活動歴を誇る英国のハードブギー・バンドであるステイタス・クォーの、1976年の初来日公演(東京公演)の模様を収録した、日本のみでの発売であったライブアルバム『烈火のハードブギー - Tokyo Quo』。

 私が初めて手にしたステイタス・クォーのレコードであった。勿論リアルタイムでではなく80年代の半ば頃に広島市内の中古盤屋で見つけ、多少なりとも興味を抱いていた英国のベテラン・バンドであったので、お手頃な価格だったこともあり、お試し感覚で購入したのだった。

 特別にこのレコードが印象深かった理由の一つに、これが所謂「サンプル盤」であったことがある。レコード会社が販売促進の為に小売店や音楽関係者に提供する*1盤ね。確か裏ジャケットに「サンプル」の印字(シールだったけか?)がしてあった。中古盤屋とはいえ、本来市場に出回るはずのない*2「サンプル盤」なだけに、初めて手にする「禁断の品」に私は若干の興奮を覚えたのであった。(笑)

 今から30年くらい前のお話。

 

 

*1:基本的には「貸与」されるもの。

*2:基本的にレコード会社はサンプル盤の販売は認めていない。