兵庫県は神戸市で開催されたライヴ・サーキット・イベント、"くだけねこロックフェスティバル"こと【ネコフェス2016】に参戦し私なりに音楽漬けで過ごした先週末。ともあれ、観たアーティストと簡単な感想を観た順番で書き記しておく。( )内は観たライヴハウスです。
ガガガSP(Star-Club)・・・有名な青春パンク・バンド。正直、特に関心は無いバンドなのだけど、最初に入るライヴハウス、最初に観るアーティストがランダムに主催者から指定されるというシステムのチケットを購入したため、図らずもこのバンドからライヴを観る事となったのであった。モッシュ、ダイブ、圧縮なんでもありの30分間。私の好きな友部正人さんの「一本道」のカヴァーが聴けたことで、このバンドを、歌い手のコザック前田氏を知るきっかけとなったのがこれであったことを思い出した。
bradshaw(CHIKEN GEORGE)・・・全く知らないバンドであったのだが、フェス参戦の最大のお目当てであるひめキュンフルーツ缶の出番まで時間があったので、それまでもう1バンド見たいと思ったのと、老舗ライヴハウスであるチキン・ジョージを一度は体験してみたいという思いから、このバンドを選択。ユニークなリズムとどこかエキゾチックな香りのする楽曲が印象的であった。この【ネコフェス2006】のステージを最後に活動休止するとか。そんな日に偶然ライヴを観ることとなった私。こういう縁の繋がり方もあるのだな。
ひめキュンフルーツ缶(クラブ月世界)・・・本フェス参戦の最大の目的。彼女たちは様々な出会いを私に与えてくれるよな。やはり私にとって特別な存在なのであらためて後述するつもり。
→矢野プロデュース祭り← ナト☆カン / 究極人形(クラブ月世界)・・・名古屋の女性アイドルグループ二組。どちらも予備知識等一切無い状態で観た。尚、「究極人形」は、そう書いて"アルテマドール"と読むらしい。どちらもノーガードでパンチを次々と繰り出すようなある意味捨て身のパフォーマンスで思った以上に楽しめた。カウンターパンチを食らいそうな危なっかしさは付き纏っていたけど、なんのなんの。隙など見せない気迫でもってなんとか乗り切っていました。面白かったです。
camellia(ART HOUSE)・・・ 急遽この【ネコフェス2016】に参戦を決めて、イベント公式サイトで出演アーティストをランダムにチェックしていた時に一番気になっていたのがこの3ピースのバンド(実際はPA担当の人も含めて4人編成ということらしい)。とにかく期待以上のステージを見せてくれた。いやあ、出会えてよかった。ステージに触れることが出来て良かった。"超絶テク・トリオの激しいインタープレイの応酬も織り込まれた長尺のインストゥルメンタル..."なんて乏しい語彙で表すると安っぽくなって申し訳なくなる程に、神聖さとか神々しさすら感じるひとときを与えてくれた。ロックという音楽には圧倒されたいって気持ちを私は常々持っているのだけど、ここまでそこを満足させてくれた演奏に触れられたのはかなり久しぶりのこと。
シェンフーシュバイツ(クラブ月世界)・・・
週末の神戸遠征の大きな収穫のひとつが、シェンフーシュバイツとの出会いかな。#ネコフェス 開幕のほんの一時間前くらいに、三ノ宮駅近くのミント神戸前でイベントやってるところに遭遇。東洋の香り漂うエレクトロニカと笑いが溢れるそのステージに屋外の開放的な雰囲気の中で出会い私は魅せられたな
— 空中・散歩 (@in_the_air3stps) 2016年6月27日
シェンフーシュバイツ@クラブ月世界。ソファに座って観てた人達もショーが進むにつれ次々にフロアに上がりて踊り出すハッピーで圧巻なライヴ。終演後の物販で出たばかりの1stアルバムを売るつもりが、送られてきたCDは同時期発売のレーベルメイトの別のアーティストのCDだったというオチつき
— 空中・散歩 (@in_the_air3stps) 2016年6月27日
【続き】そんなわけで #ネコフェス でシェンフーシュバイツのCDを買えなかった私は、フェスからの帰り道にミント神戸内のタワレコに寄り、彼ら1stアルバム『最近の音楽』を買って帰ったのであった pic.twitter.com/ALKFsa9uNe
— 空中・散歩 (@in_the_air3stps) 2016年6月27日