【命日】スティーヴ・マリオット(1947-1991)スモール・フェイセズ、ハンブル・パイ
— つぶ訳@segawax (@segawax) 2014, 4月 20
↑ということです。タバコの不始末が原因の自宅の火事で、60年代~70年代にかけての英国ロック界で最高のヴォーカリストの一人であったスティーヴ・マリオットがあっけなく逝ってしまってから、もう23年が経ってしまったのですね。
訃報は、その翌月くらいの日本の音楽雑誌で知ったんだったと記憶しています。個人的にその時期は、スティーヴ・マリオットの創った音楽からは離れていたけれど、それでもショックでしたね。
1980年代初めの10代半ばの頃、愛用のラジカセを駆使してラジオの洋楽ロック番組を聴き漁っていたんですけど、夏のある日のとあるロック番組の懐古系の企画で、スモール・フェイセズを初めて聴きました。スティーヴ・マリオットのパワフルなシャウトとバンドの若さ溢れる演奏に衝撃を受け、猛烈にレコードを買って聴きたくなり、広島市内のレコード屋を何軒も探し回ってようやくデッカ・レコード時代の作品の編集盤のようなアルバム(当然アナログ・レコードです。国内盤でした)を見つけて大感激した思い出は、10年近く経ったその当時でもまだまだ鮮明でしたから。
そんなわけで、昨日4月20日の昼間の数時間を、You Tubeにてマリオットが在籍した2つの偉大なバンド、スモール・フェイセズとハンブル・パイの動画を幾つか視聴して過ごしてました。そんな中で特に印象的で、思わずツイートしてしまったのが、恐らくTVの音楽番組か何かでライブを披露した時の映像と思しき動画でした。アルバム『イート・イット』や、ピーター・フランプトン脱退後、文字通りスティーヴ・マリオット中心のハードでブルージーなロックを売り物にしていた時代のライブを収めた『ライブ・イン・コンサート』で聴けるライブverが強烈だった、ローリング・ストーンズのカヴァー「ホンキー・トンク・ウイメン」を演っています。
テレビ収録という特殊なシチュエーションと、(恐らく)レパートリーに加えて間もない時期であろうことからくる荒っぽさとそれゆえの新鮮さ、なにより画質の良さで、もうゾクゾクしっぱなしでした。↓
TVスタジオverは初めて観ました!絶頂期に差し掛かる時期のパイだけに、マリオットの歌も半端ない迫力です♪ - Humble Pie - Honky Tonk Women - 1972 -: http://t.co/MPVJBT73Su
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 4月 20