空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

久々にホントに楽しみな1枚

ウィルコ・ジョンソン(Wilko Johnson)とザ・フーThe Who)のロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)によるコラボレーション・アルバム『Going Back Home』から「I Keep It To Myself」が試聴可。発売は英国で3月10日

アルバムは全11曲入り。うち10曲は、ドクター・フィールグッド(Dr Feelgood)時代の楽曲を含めたウィルコが過去に発表した楽曲の再演ヴァージョンほかで、さらにボブ・ディランBob Dylan)のカヴァーも収められます。レコーディングは昨年11月に行われたようで、ウィルコのツアー・バック・バンドらが参加しています。リリース元はChess Records。

  

  上に貼り付けた「I Keep It To Myself」の音源を聴けばわかるように、シンプルで荒々しくブルージーなサウンドに載せた、ロックンロールするロジャー・ダルトリーの歌が聴けるということで、久々にCDリリースまでの日々を期待に心をときめかせながら過ごせそうな、新譜情報です。(笑)ロックの新譜にこんな気持ちになるのって、何年ぶりだろ?

 還暦前後あたりからか、若干声の衰えは隠せなくなってしまいましたが、そこは1960年代からパワフルにカッコよく歌うことに命を掛けてきた男、ロジャー・ダルトリー。「枯れた味わい」などとは無縁で、彼なりの「魂」のこもった熱いロックをファンに発信する意欲の方は現在も旺盛のようで嬉しい。それに、このアルバムではブルースやR&Bといったブラック・ミュージックの要素も色濃そうだし、パワフルなロック・シンガーである彼のルーツ回帰という側面もとくと観れそうだし、そういうところも楽しみ♪

 彼とがっぷりと組んだウィルコ・ジョンソンに関しては、私は初期のドクター・フィールグッドのアルバムを聴いてた事があるくらいの知識や体験しかありませんが、ブルージーで小気味よいギターで、ロジャーの魂を燃え上がらせていますね。末期癌で余命いくばくもない状態(延命治療を拒否しているとか)の人とは思えないくらいに。最後の最後まで、ロックン・ローラー/ギタリストとして生きることを迷いなく選択してるってことなのでしょうね。彼の白鳥の歌とも言えるこの作品。しっかりと受け止めたいと思います。