空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

金曜の夜のこと(本編)

 さて、先週金曜日(25日)の夜、テレビ東京の系列局のない広島県に住む私が、我が単推しメン佐藤すみれちゃん(AKB48・横山チームA)出演のテレビ東京の刑事ドラマ「刑事 吉永誠一 涙の事件簿テレビ東京)」を観るためだけに隣の岡山県へ出向き、岡山市内は岡山駅前のコミック&インターネットカフェコミックバスター岡山駅前店」に行くという個人的イベントを断行した話の続きを...

刑事 吉永誠一涙の事件簿 第3話 あらすじ

アパレル会社社長・仙道定男が自宅で殺害される。第一発見者の妻・亜紀はデパートに出かけていて、戻ったら定男が死んでいたと話すが、吉永はその証言に違和感を覚える。定男の部屋から未記入の離婚届を見つけた鑑に、仙道家の一人娘・さやかは、亜紀には愛人がいて定男も薄々気づいていたと話す。さやかは出かける亜紀を尾行して鎌倉で男と会うところを写真に収めていた。 定男は亜紀がシングルマザーと知りながら結婚したが、亜紀はずっと自分ではない男性を思っているのではないかとこぼしていたらしい。鑑は、亜紀はさやかの本当の父親を未だに愛しているのではないかと考えるが、さやかの父・入江大輔は19年前に殺されていた。しかも、その事件の担当刑事は、管理官の辰巳だったことが分かり…! 

 佐藤すみれちゃんが演じた「仙道さやか」は、殺人事件の被害者の男性の義理の娘(つまり母親の連れ子)。荻野目慶子さん演じる母親は、事件の第一容疑者であり、さやか自身も、最近の母親の不可解な行動に不信感を抱いていて、この殺人事件でも母親のことを疑っている...という、かなり難しい役どころ。ドラマの間中、ショックが幾重にもさやかの中に重なっていくような展開だったため、感情が爆発したり、逆に心を閉ざしてしまったり、何処にもやり場のない怒りと悲しみに包まれたりと、1時間のドラマの中で心の動きがかなり忙しい役でしたが、すーちゃんは現在持てる力をフルに発揮して「仙道さやか」を熱演していました。

 心に暗い影が差しているような、重たい表情は、当然、普段の笑顔全開なすーちゃんからは見られないもので、アイドルとして佐藤すみれを知り、ファンになった身としては新鮮でしたし、ドラマに描かれる世界観を表現するために、すーちゃんなりに考え、工夫して 役を練っていった成果をこの目で観ることができる幸せを噛み締められた瞬間でもありました。

 推しの贔屓目も勿論入りますが、はじめてのサスペンス・ドラマへの出演としては、充分合格点だったと思います。手間と交通費をかけて岡山まで出向いた甲斐がありました。推しがよい仕事に恵まれることほど、ファンとして嬉しいことはないってことも、改めて知った気もしました。

 佐藤すみれちゃんが、「女優」という夢に向かって一歩一歩歩んでいく姿をこれからも見つめていきたいと思っています。