空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

愛おしい音

 ↓本日、Twitterの我がTLにリツイートされてきた、ネタ系botのつぶやきです。

 これは自分も経験があります。

 小学6年生の時でした。当時、はじめて買ってもらったラジカセをTVの前に置き、TBSの「ザ・ベストテン」や日本テレビの「紅白歌のベストテン」といった歌謡番組で、一緒に観ていた家族に「絶対声を出さないでよ!」と念を押しながら、当時のヒット曲を録音していたものでした。歌謡曲に限らず、当時好きだったアニメやドラマのオープニングテーマや、エンディングテーマも同様にして録りためてましたね。

 でも、100パーセント家族の声や生活音抜きで録音できることなんてことは極稀で、大抵はよく耳を澄ますと、精一杯小さめに絞ってくれてた家族の声や、食器を洗う音、階段を昇り降りする音、戸を閉める音といった生活音が、カセットテープに収められた歌謡曲やアニソンに混じっているんですよね。(笑)あれ、凄く悔しかったし腹立たしかったものでした。

 数年が経ち、もうラジカセでTVから直に歌を録音する必要など自分にはなくなった頃、懐かしさから当時使ってたテープを聴き返した時、1978年~79年頃のアイドルポップス、ロック、アニソン、ドラマ主題歌に混じって聞こえてくる、家族の声やかすかな生活音が、やたら愛おしく思えたのを憶えているんです。それは多分、あの頃の自分のワガママに精一杯協力してくれた両親や妹への感謝や、1978年~79年頃の我が家族の営みの小さな証拠であり記録であるものが、今ここにあることへの感慨だったのでしょうね。