空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

ただそれだけの話なのだけど、忘れられない1984年の10月のある日の夜

 THE WHOの「無法の世界(Won't Get Fooled Again)」を聴くと、思い出す40年以上前の夜がある。

 恐らく1984年の今頃の季節のある日のことだったと思う。時間は深夜でとっくに日付が変わっている時間帯。その時間帯でオンエアされている2時間のラジオ番組*1を私は聴いていた。この日この番組では60's 、70'sの洋ロックをランダムに流しながら番組が進行することを事前にキャッチしていたのだ。

 当時60's 、70'sの洋ロックに興味を持ち始めていた私は、愛用のラジカセにカセットテープをセットしてこの日番組で流される曲を全部録音するつもりで、ラジカセと対座し、何時でも録音ボタンを押せる態勢で番組を聴いていた。その日番組で流された殆どが初めて聴く楽曲群の中での中でひときわ強いインパクトがあったのが、「無法の世界(Won't Get Fooled Again)」であった。

 ただ、それだけの話なのであるが、40年前のこの夜の私は、秋も深まってきたというのに未だTシャツに短パンという夏の装いだったうえに、自室の3か所の窓を全部網戸にしているという、夏気分が抜けきれない状態で深夜の時間帯を過ごしていた。よって、網戸から吹き込む風と薄着が招いた寒さに震えながらの2時間だったのである。

 「無法の世界(Won't Get Fooled Again)」と、1984年の10月のある日の夜の震えるような肌寒さは、セットになったまま私の中にずっと残り続けている。

*1:確かエフエム東京系列の番組だったと思う