Xでの話。とあるポストにたくさん付いていたリプライを何気に眺めていたら懐かしいハンドルネームを発見。アイコンをクリックしてプロフィールページに飛んでみると、やっぱりその人だった。2018年から19年頃のMaison book girl(ブクガ)やフィロソフィーのダンス(フィロのス)に興味を持っていた時分に、彼女等の公式が発信するもの以外の情報が欲しくて、その両グループのライヴに頻繁に通っていると思しきヲタクを片道でそれなりの数フォローしていたのだけど、彼はその中の一人。
プロフィールや最近のポストから察するに、もう何年も前にその人はアイドルというジャンルからは離れてしまっているようだった。"7、8年くらい前のドルヲタをしていた頃に..."というような書き出しのポストがあったし、他のポストも元々好きだったヘヴィー・メタルや邦ロックに関するモノばかりだった。
元は他ジャンルのヲタクでアイドルには興味なかったけど、ドルヲタをやってる友達に誘われてアイドル現場に行き、「界隈」と呼ばれるヲタクの中でも濃い一団の中での交流も含めたアイドルのヲタクをすることの楽しさに目覚め、やがて当のアイドルグループやその楽曲よりも「ヲタク界隈」に属していること自体が楽しくてヲタクを続けているって風になってしまった人ってのが私のその人に対して持っていた印象だったけれど、私の知っている範囲でも当時そういう人ってたくさんいた。でも、そういう人達の多くは「アイドル戦国時代」なんでワードも過去のものになりつつあった2010年代末~2020年代初頭のコロナ禍の間でアイドルから離れていってしまった。今やアイドルヲタクの中でも絶滅危惧種なのではないか?💦
久しぶりにかつて私のフォローリストにもたくさん居たそういうタイプのヲタク達のことを思い出した1月5日の朝であった。ライヴに参戦してもライヴの感想やレポート的なものよりも、ライヴ後の界隈の仲間たちとの飲み会を画像付きで実況してるようなポストが多かったのもそういう人達の特徴であったな(笑)週末の夜になると彼等のそんなポストが私のタイムラインを占めていたのも今となっては懐かしい。