久しぶりにレッド・ガーランドの『ソウル・ジャンクション』を聴いている。レッド・ガーランドといえば、たくさんのピアノ・トリオのアルバムを残している人だが、私はホーンが好きなので、いくつかの例外を除いてはピアノ・トリオと言う形態のジャズ作品はそれほど好まず、CDを買うことも少ない。このアルバムは、ガーランドのトリオをピアノ・トリオをバックにしてドナルド・バード（トランペット）、ジョン・コルトレーン（テナー・サックス）が良きプレイを聴かせてくれるからお気に入りだ。
ふと、10年くらい前にTwitterのタイムライン上でこの『ソウル・ジャンクション』を私に教えてくれた、相互フォローだった人のことを思い出す。主に1950年代のハード・バップ、ブルース、R&B、時代劇、ヤクザ映画がお好きな人だった。リプライでそのあたりの話をその人とはよくしたものだった…
10年前の私の初代Twitterアカウント使用時代は、その頃にハマっていたR&Bやソウル繋がりでの相互フォローの方がたくさんいたな。不思議なことにそういう方々の多くに昔の日本映画やドラマがお好きという共通項があって、音楽の話と同時にその辺の話でもよく複数人でリプライを交わし合っていたものだった。思い出すに、あの頃ほどTwitterをコミュニケーション・ツールとして使っていた時期は以降私にはない。ごくたまにあの日々がやたら懐かしく思える時がある。
