平成の初め頃だったか、当時の趣味仲間/遊び仲間の一人が住んでいた広島市内某所のマンションが仲間内の溜り場のようになっていた。その仲間が引越しをすることになり、仲間内で共有しようと皆がその部屋に持ち込んでいた、本、ヴィデオテープ、レコード、CD、ゲーム等をそれぞれの元の持主が持ち帰ることとなったのだが、そのときのどさくさで私がそこに持ち込んでたレコードやCDが数枚行方不明になった。
1970年代に活躍していた米国のハードロック・バンドのブルー・オイスター・カルトのCD2~3枚や、彼等とほぼ同時期に全盛期を迎えていた米国のロック・ミュージシャンのテッド・ニュージェントやアリス・クーパーのLPレコードがその中に含まれていた記憶がある程度で具体的な枚数や他に何の音盤があったかは、もはや思い出せない。恐らく仲間の誰かが間違えて持ち帰ったのであろう。
もう30年近く前の話で長い間忘れてた事だったけれど、昨日の昼食時に、"広島市内を歩き回りながら、美味いと評判だったり穴場だったりする飲食店をレポする"というよくあるタイプのローカルのTV番組を観ていたら、前述の遊び仲間の一人がかつて住んでいたマンションの辺りの飲食店を番組の出演者達が訪ねることとなり、その時にあのマンションがほんの10数秒ではあったけれどTVに映ったので、「あっ、そういえば…」とこの事を思い出してしまった次第。あのマンションがある付近は足を踏み入れることがなくなって久しい(もう20年は行ってない)ので、そういう意味でも懐かしかったな。そんなに大きく様子も変わってなかったし。
ついでに書いておくと、あの頃の仲間たちとも疎遠になって26、7年くらいになる。皆、元気でいるかな?