空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

戻っていった人

  もう9年前になるのか、AKB48のヲタをやっていた初期の頃によくブログを読ませてもらってたとあるAKBヲタの人がいた。

 その人は6年位前にAKB48グループのヲタを辞められ、その時にブログも閉鎖してしまわれたのだが、それから3年ちょっと経った後、当時ちょっと気になっていたある5人組アイドルグループ(以降、"T"とする)について検索している時に見つけた、Tのヲタをやっている人が運営するT応援ブログのブログ主がその人だと判った時の驚きは今でも憶えている。ネットではこんな再会もあるんだなぁ...ってね。

 最近、その人が6年ぶりにAKB48グループのヲタに復帰されているのを偶然知った。でも、そのことについてはそんなに驚きはなかった。

 彼のT応援ブログを読んでいても、時折、回想込みでAKB48グループに触れている記事が結構あったし、そもそもAKB48グループが嫌いになってヲタを辞めたわけではない*1ようだったし、肝心のTにしても、好きで熱烈に応援してはいても、随所にAKB48グループを応援していた名残のようなものも垣間見えていたし*2、Tが基本的にメンバー固定の5人組であることの良さを感じつつも同時に物足りなさも隠せずそれをなんとか打ち消している風の文章も見られたし、私がブログを見つけた頃(2015年)が正に彼のTヲタとしての急上昇期のような時期で、その後ピークを越え少しずつTへの熱が下がり始めたのは読んでいて感じ取れていたし...

 私は結局そうではなかった(そうなれなかった)から、AKB48グループに出会って5年目の頃には実質ファンをやめていてそのまま今に至っているけれど、AKB48グループを通ったアイドル好きの中には、大人数、メンバーの卒業新加入前提、選抜制度、研究生という存在、組閣という名のチームの解体⇒再編成、大規模な握手会、総選挙といったシステムor根幹ゆえに生み出される独特の魅力から結局逃れられず再びあそこへ戻っていくタイプがいるんだなぁと、彼を見て思ってしまった次第。

*1:ヲタを辞めざるを得ない個人的事情が発生したようだった

*2:グループ内イチ推しメンが些細な理由で頻繁にというか定期的に変わるとか...