こうしてツインピークス出演を機に呟き始めますと、番組同様90年代初頭の自分の仕事や人生も走馬灯のように浮かび、とはいえ26年もの昔なので何枚ものガラス越しに見る映画のようで、つまりはもう「思い出」。つくづく人生=今なのですね。意外と過去の結果=今ではないの。
— 裕木奈江 NAE YUUKI (@nae_auth) 2017年8月30日
私はフォローしていないのだが、元なのか現在もなのかは知らないがフォロワーさんの中に裕木奈江さんのファンの方がいらっしゃるようで、時々そのひとにリツイートされて彼女のツイートが私のタイムラインに乗ることがある。
紆余曲折あってアメリカはロサンゼルス在住で、現在も女優業を続けておられることを知っているくらいで特に彼女に関心があるわけではないが、それは現在の話。ツイートにある1990年代初頭、裕木奈江さんが日本でアイドル女優的な立ち位置で人気を得ていた頃、私もファンの一人であった。愁いを帯びた表情に惹かれることもあれば、自由奔放で決して捕まえられない鳥のように見えたり、インタビューやラジオからアーティスティックな感性が垣間見えたりなど、その時その時の仕事でカメレオンのように変化に富んだ姿を見せてくれる魅力的な若手女優さんだった。いや、ひょっとしたら当時の私にとってはアイドルだったのかもしれない。(笑)
彼女に関心を持っていた期間は1992年の主演作で出世作であったフジテレビのドラマ「ウーマンドリーム」から始まって約2年くらいの間だったかな?もうよくおぼえていないくらい昔のことで、今となっては実に些細なこと。四半世紀前の思い出は、彼女の言うように何枚ものガラス越しに見る映画のようで朧だ。