英国トラディショナル・フォーク・シーンの最重要人物、マーティン・カーシーの傑作ソロ・デビュー作がリリース https://t.co/RVy7GIIsqB pic.twitter.com/p17gpVxGi3
— 芽瑠璃堂トピック (@merurido) 2017年4月22日
ポール・サイモンが“拝借”した「スカーバラ・フェア」の生みの親マーティン・カーシーこそは、デイヴィ・グレアムと並ぶ英国トラディショナル・フォーク・シーンの最重要人物である。その記念すべきソロ・デビュー作となる65年のフォンタナ盤は、フィドル奏者デイヴ・スウォーブリックとの共演を含む、伝統とモダンなセンスの絶妙なバランスが見事。まさに歴史的レコーディングといえるだろう...
私の好きな初期スティーライ・スパン の2ndアルバム『Please to See the King』(1971年リリース)と3rdアルバム『Ten Man Mop, or Mr. Reservoir Butler Rides Again』(1972年リリース)に参加していることでその名を知った人。今年、スティーライ・スパンを十数年ぶりに再び聴き始めたことをきっかけにして、ここまで手を伸ばしてみるのも楽しいかもしれないな。
英国トラディッショナル・フォークには12~13年前にハマった時期があったが、あの頃はネットや数少ない雑誌記事などを頼りにスティーライ・スパンやフェアポート・コンヴェンションの人脈を辿るところから始めて、少しずつ視野を広げながらAmazonやHMVの通販などで検索してこのシーンの名作/秀作を探し出し購入していたものだった。ちなみにその殆どは輸入盤。
こうしてマーティン・カーシーあたりの作品が国内盤でしかも安価で手に入るなんて、実にありがたい時代が巡ってきたものである。