1993年だったか、ジャズに関心を持ち始めてそんなに経ってないころに、某音楽雑誌のCDレビューで絶賛されているのを目にし、聴いて見たくなって購入したジャズ・ピアニスト、大西順子さんの1stリーダー・アルバム『WOW』は衝撃的だったなあ。
(初心者ゆえに)ピアノトリオ作品としてどうとか彼女のプレイが云々とかではなく、その時に感じたのは、単純にカッコイイ音楽に出会えた喜び。それまでに幾度か経験していたお気に入りとなるロックのアルバムに出会えたときの気持ちと同じだったな。
昨日の昼間、Twitterのタイムラインで、大西順子さんのオリジナルアルバムがSHM-CD化されて再発されるというNEWSを目にして、ふとそんな23年前の大西順子体験を思い出した次第。ついでに、当時ウチに居た猫のミーコが、ヤツの食事用の皿から咥えて運んできた残り物の焼き魚を、こともあろうに居間のテーブルの上に置きっぱなしだった『WOW』のCDプラケースの上に乗せて食べているのを見て、慌てて叱りつけたなんてことがあったのも思い出して、少しシンミリしたりも...(笑)