空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

おかえりなさいの1枚

  昨年の春先辺りからだったか、7年ぶりくらいに再び聴くようになったフォークシンガー友部正人さん。以後、彼のような立ち位置や活動スタイルのミュージシャンにしては数多めのアルバムをぼちぼち買い直しているけれど、先日、Amazonマーケットプレイスを利用してではあるけれど、1999年リリースのアルバム『読みかけの本』が久しぶりに私の手元に戻ってきました。

読みかけの本

読みかけの本

 

  オープニングを飾るホーンなどを導入した賑やかなナンバー「愛は僕のとっておきの色」のサビのフレーズ、"ブルースを発射させようぜ"が7年ぶりに聴いても色褪せないままに心に響いてきて、このアルバムが手元に戻ってきたことを改めて嬉しく思わせてくれました。

 3曲目の「ジェリー・ガルシアの死んだ日」は、2007年~2008年頃だったかな?その頃の友部さんはミュージシャンによる詩の朗読会(ポエトリー・リーディング)を盛んに主催なさっていて、自身のライブでも詩の朗読のコーナーを設けてご自分の作った歌の歌詞をしておられたんだけど、その頃の広島でのライヴでこの歌の歌詞の朗読を聞いた記憶があります。

 6曲目の「長井さん」は、2006年に岡山県倉敷市倉敷美観地区の近くの古本屋さんで催された友部さんのライヴで一度聴いたことがあります。私はそのライヴで一度聴いたきりだったけど、そういうちょっと特殊なシチュエーションのライヴでこの歌を演ったのは、この歌が伝説の出版社・青林堂の社長さんであり名物編集者であった長井勝一さんのことをうたった歌だからかな?小さな古本屋さんの中にちょっと無理やり気味に即席で作られたステージと観覧スペースという忘れられないライヴでの忘れられない一曲。