個人的にBLUESといったらまずこのコレ!という1枚が昨日ようやく手元に戻ってきました。道端に寝そべるホームレスのジャケットが余りに印象的なサニー・ボーイ・ウィリアムスンがチェス傘下のチェッカー・レーベルに残した名作アルバム『ダウン・アンド・アウト・ブルース』です。
自分の中に何度目かのブルースのブームが巻き起こったってわけではなく、タワーレコード広島に行ったら、「まとめ買いセール」をやっていて、CD3枚買ったら1500円値引きしてくれるとのことだったので、対象商品の中で1000円~1200円あたりで廉価再発されているCDを3枚チョイスして購入したのだけど、その中の1枚がコレだったという、いささかセコい購入動機ではあるのだけどね。(笑)
【まとめ買いセール】対象商品商品を3枚まとめて買うとCD1枚500円オフ!買い戻しするなら今!ロックの名盤が揃っているので見てるだけでニヤニヤしちゃいます!! pic.twitter.com/82WMfuN51B
— タワーレコード広島店 (@TOWER_Hiroshima) 2015, 4月 18
ま、それはそれ。とにかくね、マディ・ウォーターズ、ウィリー・ディクソン、ロバート・Jr.ロックウッド、オーティス・スパン...といった当時のチェス、シカゴ・ブルース・シーンでの精鋭ミュージシャン達の受けて、心に突き刺さるというより、独特のエグさをもって五臓六腑に沁み込んでくる感のある濁声の歌とブルース・ハープ(ハーモニカ)を聴かせてくれる、かつてブルース初心者だった私をいつのまにか虜にしていた『ダウン・アンド・アウト・ブルース』がこうして久しぶりに私の手元にあり、今、愛用のミニコンポで鳴っているという事実が嬉しくってたまらない月曜の朝なのであります。