空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

わかっていたけど改めて...

 過去に何度か行われたのであろう再開発や、40年近い歳月の中での街の移り変わりで、Google Earthでこれまで何度か上空から探してみても見つからなかった、かつて我が一家が暮らしていた広島県安芸郡府中町某所のアパートがあった辺りを、本日ようやく見つけることが出来ました。

 上空から探すのをやめて、30数年前の微かな記憶のままにストリート・ビューで、最寄り駅だった山陽本線向洋駅から我が一家が住んでいたアパートまでの道のりを辿ってみたのです。それでも、そこに暮らしてた当時の記憶の中の店舗や病院、民家、緑地といった、辿る上で目印になりそうなものが何一つとして残っておらず、一度曲がり角を間違えてしまいましたが、なんとかかつて私たち家族が暮らしていたアパートがあった辺りの場所にたどり着くことが出来ました。

 アパート自体はずいぶん昔にに取り壊され、跡地に大家さん一家が自宅を移築&増築をされたと人づてに聞いていましたが、確かにそれらしき建物は見えました。ストリート・ビューではその場所の手前にあった小さな坂の下まで行くことができたので。

 先に書いたように、当時の面影を偲ばせる建物、民家は全く残っていなくて、変わらないのは駅からの道筋だけ。頭の中では既に理解していましたが、もはやそこは「かつて我が一家が7年ほど住んでいたことがある場所」という事実があるのみで、記憶の中の街とは全く別の住宅街であることを、本日Google Earthは改めて私に知らしめてくれました。そこは同じ広島県内で電車で30分程度の所だけど、多分、直に訪ねていくことはないだろうな。