色々ありまして2007年度のNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」再放送の視聴は今週1週間分まるまる未視聴分が溜まってしまっていて、この土日で追いかけるつもりですが、現在の連続テレビ小説「ごちそうさん」の方はちゃんと毎日視聴しています。
大東亜戦争もいよいよ末期。ここへきて時代の大きな波をいくつも続けて被ることになった感のある西門家。1日たりとも見逃せない展開が続いています。今週も先週に引き続いて1週間の「ごちそうさん」感想ツイートをここに貼り付けたいと思います。
め以子(杏)は諸岡家に嫁いだふ久(松浦雅)が妊娠中なのを気遣い、疎開先を探すが見つからない。悠太郎(東出昌大)は空襲被害を軽くするための建物疎開を進めている。め以子と静(宮崎美子)は考えた末、和枝(キムラ緑子)を訪ねる。二人はふ久の疎開を頼みこむが、西門の家屋を譲ることを条件に出され、あえなく引き下がる。建物疎開の現場で中学生が亡くなり、苦しむ悠太郎。め以子は非常用のわずかな米を使い、おいしいもので元気づけようとする。が、人命を守るという志からかけはなれた仕事に悠太郎はいっそう悩む。ある日配給から戻ってきため以子は、悠太郎が逮捕されたと聞いて驚く。悠太郎は、空襲に備えた消火訓練を計画し、その現場で予定外の行動をとった。集まっている人々に、空襲の際には逃げろと説いたのだ。め以子は悠太郎を救おうと必死でつてを探し、藤井(木本武宏)の幼なじみの軍関係者・里見(木下隆行)に会いにいく。里見が甘い物好きと知り、大量の菓子を作るめ以子。なんとか拘留は解かれて戻ったものの、悠太郎には厳しい処分が待っていた。め以子の悲しむ顔を見たくない悠太郎は、市役所をクビになったと嘘をつくが、その日が近づいてくる
台所のざるの上に乗っかってた僅か3本の細いサツマイモが、まさに今の西門家を象徴してたような... 家にとっての希望である子供達が皆家を出てしまい、食料の「乏しさ」や時局の「暗さ」、それによってもたらされる「重苦しい」空気が、一気に西門家を覆い包んだって感じ。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 24
明日はめ以子とお静さんが、ふ久の疎開のことで和枝ちゃんの元に出向くとか。どうにも重めで暗めの展開になりそうな今週の #ごちそうさん 。この3人の絡みが、ささやかなオアシスになるのか?(^^;
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 24
元々、感情の起伏が緩やかで、表情に乏しい悠さんだけに、今日の回の彼は、今の仕事に対する苦悩や疲労感、忸怩たる思いなんかが、半端なく伝わってくるな。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 24
後半は、正に戦争末期ならではの悲劇だよなぁ...あれで尺をとったら、あまりに悲しく重苦しいから、前半に業突く張りになった和枝ちゃんとめ以子お静さんの絡みを入れたり、藤井さんを訪ねてこさせたりしたんじゃないかと思えたくらい。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 25
しかし、あの非常時の中、悠さんが背負わされるものはあまりに重過ぎる。それを理解し、家庭の方では極力負担を掛けまいとするめ以子。ここへきて、ようやくというか、普通に、夫婦らしい会話や心遣いが見られるようになりましたね。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 25
録ごち。かっちゃんからの手紙と、め以子オリジナルの焼き米のお粥(?)が、ホントにささやかな潤いで、どんより重苦しい空気におしつぶされそうな15分でしたね。「うま介」でサイン入り自著を手渡そうとするといった、いつもの室井節も、今日はやけに空しく響いてきました。 #ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 26
しかし、悠さんがここまで正蔵さんが踏んだのと似たような轍を踏むことになるとは、なんとも皮肉。ただ、正蔵さんは鉱山開発が国に繁栄と明るい未来ををもたらすと途中までは信じていたし、事実途中まではそうだった。悠さんの今の仕事の方は、端から希望などないままで... #ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 26
ホントにあるところにはちゃんと物資はあるもんなんだなあ... #ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 27
TKOの二人を揃えたのも、今の重苦しく渇いたムードへのテコ入れというか、ささやかな潤い作りのようなものかな?とにかくドラマ内の雰囲気が、国民服のカーキ色そのままで、先週までとのギャップで観ているのが苦しく感じることもある今週の #ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 27
「命が惜しいから逃げる」の選択が市井に暮らす者にすら許されない時代の空気が恐ろしい。こんな時代にどう #ごちそうさん の精神をめ以子は追求していくのかと思ってしまうが、「人」がいるかぎり #ごちそうさん の精神は何らかの形で生まれてくるのだな。
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 27
希子の「蘇州夜曲」、胸に響いてきたなぁ。悠さん&め以子夫妻にはいい贈り物に、軍属として大陸に渡る悠さんにはこれ以上ない餞になったのはないかな。いい歌はずっと心の引き出しの中に残るからね。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 28
希子も言ってたけど、情勢は、悠さんが乗った船が果たして無事大陸までたどり着けるか?ってところまで緊迫してる。明日は悠さん&め以子が共に過ごす最後の1日になるのかもしれない...【蘇州夜曲」はロマンティックでもあったけど、そういう意味でどこかもの悲しくもあったな。 #ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 28
子供と向き合うシーンが少なかった悠さんだけに、今日の、泰介、ふ久に会いに行くシーンは余計に胸を打ってきたな。不器用ながらのこの二人の明るい未来を願う気持ちが台詞から溢れ出てた。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 2月 28
笑顔のめ以子を見て行きたいから...と、出発の日まで一言も軍属として大陸に渡ることを言わなかった悠さん。全てを知った後でも、取り乱さず、笑顔で悠さんを見送っため以子。どちらもそれぞれの立場で立派でした。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 3月 1
悠さん&め以子は、何があってもお互いかけがえのない存在。それをよくわかっている源ちゃん。彼はドラマに登場して以来ずっと「侠」ですね。#ごちそうさん
— 【空中散歩】 (@in_the_air3stps) 2014, 3月 1