先日、地元の家電量販店で格安で購入したラジカセで、1990年代に買い集めた200本近くある落語(主に江戸落語)のカセットテープ群を楽しむのが、しばらくの間、私の余暇の楽しみ方の優先順位のTOPを占めそうな様相を呈してきましたよ。
ちなみに一昨日(3日)から昨日(4日)にかけて聴いたのは...
五代目・柳家小さん 「千早振る」
十代目・金原亭馬生 「笠碁」
六代目・林家正蔵 「淀五郎」
三代目・三遊亭金馬 「道灌」
十代目・柳家小三治 「野ざらし」
...といったところでしょうかね。
志ん生の「火焔太鼓」は、私が、古今亭志ん生という大名人の話芸に最初に触れた噺。私は、志ん生が演じる長屋のおかみさんが大好き。
圓生の「金明竹」、馬生の「笠碁」、小三治の「野ざらし」は、爆笑必至。圓生の演じる与太小僧は最高です。
「淀五郎」は、先代の正蔵さんの口調は、芝居噺や怪談噺で抜群の進化を発揮することを思い出させてくれました。
金馬の演じるご隠居さんや長屋の大家さんも好きだったんだよな、私。
桂枝雀は、カセットテープを持っていることをすっかり忘れてしまってました。(笑)だから、初めて聴いたかのごとく新鮮な、彼の「饅頭こわい」「崇徳院」でした。
いやはや、落語は楽し。この楽しさを思い出させてくれた「ちりとてちん」の再放送に感謝だな。