空中散歩ブログ

そらなか004の思い出の保存庫です

自分の中から切り離した音楽

 他の趣味との兼ね合いや、目の前に関心事が散乱しているような状態から抜け出すために、ここ数年間の内に「音盤(ほぼCD一択ですが...)で音楽を聴く」という趣味の中から、切り離してしまったジャンルが私にはある。もう最初に出会い聴いていた時期以上に夢中になれない、追う気にはなれない、思い入れも深まらないってのが理由だ。

 そうしたジャンルに括られるバンドやミュージシャンのCDはもう買わない。関心も断ち切る。こうしないと私はどうにもバランスが取れない性分のようだ。

 改めて確認することと、その決意をさらに強くするという意味合いも込めて、ここに既に切り離してしまっているジャンルやアーティストの傾向をランダムに挙げてみる。

* へヴィー・メタル、ハード・ロック

* プログレッシヴ・ロックで括られるバンド

* 極々一部を除いたパンク・ロックで括られるバンド

* R&B、ソウル、ファンクなどジャズとブルースを除いたブラック・ミュージック

* ロックのフィールドに入ってきていない純然たるフォーク・ミュージック、カントリー、ブルーグラス

* 1960年代後半~70年代の日本でフォークに分類されていた日本のシンガー達

 そして、大好きだったり関心を強めに持っていた時期はあったけど、一度完全に気持ちが離れてしまったバンド、グループ、ソロアーティストに再注目したり音盤の買い直しをしたりはもうしないことにした。該当するアーティストを思いつくままに挙げると…

ビートルズ関連、ヤードバーズビーチボーイズ、CSN&Y及びCSN&Y、ニール・ヤング、ジェファーソン・エアプレイン~ジェファーソン・スターシップ、ホット・ツナ、ドアーズ、キャンド・ヒート、フリートウッド・マック、サヴォイ・ブラウン、ジョニー・ウインターグランド・ファンク・レイルロードムーディー・ブルース、イエス、EL&P関連、ピンク・フロイド、ディープ・パープル&パープル・ファミリー&リッチー・ブラックモア関連、スティーヴ・ウィンウッド関連、スティーヴ・マリオット関連、イーグルス、キッス、ジューダス・プリースト、UFO、BLUE ÖYSTER CULT、ユーライア・ヒープAC/DCレーナード・スキナードヴァン・モリソン、フェアポート・コンヴェンション、スティーライ・スパン、ペンタングル、ブライアン・イーノRCサクセション忌野清志郎関連、エレファントカシマシ

 挙げたこれらアーティストの内の8割くらいは、複数回音盤の買い直しをしたことがある。

 1日は24時間しかない、心の引き出しのスペースにも限度がある...となれば、年齢的にもそろそろ何を残して何を切り離すかを決断することが必要ではないか?と数年前より思うようにもなってきていた。

再発見と言うべきか...

もう9年も前のリリースなんだね...

The Chrysalis Years, 1973-1979

The Chrysalis Years, 1973-1979

  • アーティスト:UFO
  • 発売日: 2011/07/11
  • メディア: CD
 

UFOというと、クリサリス期の全アルバムを収めたボックスセットがAmazonでも目立ってるけど、別個でマイケル・シェンカー在籍時(1973ー1979)のアルバムのみを収めたボックスセットも出ていたんだね。

昨日の昼間、正にAmazonでその存在を知って即注文。ハード・ロックは自分にとって通り過ぎてしまったジャンルで、そこのファンに戻る気は基本的にはないのだけれど、やはり例外はあって手元に音盤を置いてずっと愛し続けたいバンドや作品はある...って言うか、ここ数年でそれが続々と見つかっている。その一つがマイケル・シェンカー在籍時のUFO。楽曲、バンドとしての佇まい込みで、シェンカー期UFOは、忘れじのロック・バンドなのだ。

そんな一週間でした

パソコンなし生活1週間で気づいたな。自分のアイドルへの関心の継続は、パソコンとネットに依るところが大きいなってこと。

あの世界と私はパソコンのモニター越しに見るネットを通して出会ったのであり、以降もずっと入り口はそうであるってこと。そして、スマホはそういう点においては、パソコンの代わりにはならないことも実感した。

だから、今の私のアイドルへの関心は、通常時のせいぜい半分くらい...かな。

だからどうだと言う話ではなく、自分の中のアイドルが占めている位置とかその大きさを客観的に確認したような心持ちでいることを書き留めておきたくなった次第。

最近買った箱モノ