先月の半ばあたりから、数年ぶりにローリング・ストーンズを音盤で聴きたい熱が巡ってきていて、現在、主に1970年代のアルバムをAmazonのマーケットプレイスやヤフオク！を利用して買い集めている。大変失礼ながらも、ストーンズは金欠時に金策の為にCDを売却してしまう率が大変高かったので、久しぶりにストーンズを聴きたいとなった時にはいつも音源が手元にない事が殆どなのだ。思い出はたくさんあっても思い入れはやや希薄なのが、ここ20数年の私の中のローリング・ストーンズ。
初めて触れたストーンズのヒット曲が、1970年代後半に流行っていたディスコ・ビートを取り入れたことで知られる"ミス・ユー"だったこともあってか、70年代のストーンズのアルバムの中でも特に好きな1枚に、同曲が収録されている『Some Girls / 女たち』がある。それゆえに割と早めに購入した。
"ミス・ユー"は歳月と共に好きが増していく。初めて耳にして40年近い歳月が経ったが、今ではストーンズの好きな曲TOP10以内は揺るぎない。でも、本作でのベスト・トラックは、ビースト・オブ・バーデン"。ビフォア・ゼイ・メイク・ミー・ラン"はキースのソロでは一番好き。
