・声に衝撃を受けたってことでは、やっぱフランク・ザッパのアルバム『ホット・ラッツ』の中の一曲"Willie the Pimp"で、キャプテン・ビーフハートの強烈な濁声を初めて聴いた時に勝るものはないな。私はハウリン・ウルフより先に彼に出会ってしまったのだった。
・BLUESのアルバムで買って最初に針を落として一発で「こりゃ最高だ!!」となったのは、ハウンド・ドッグ・テイラーの『ビウェアー・オブ・ザ・ドッグ』が初めてだった。それまでにマディやウルフやサニー・ボーイⅡのアルバムは手にしていたけれど、彼らのレコードは繰り返し聴くうちに嵌っていった。