空中散歩ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

かなり久しぶりに手元に戻ってきた1枚


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 つい先日、珍しく利用したYahoo!ショッピングで見つけて購入したチェット・ベイカーの『チェット・ベイカー・イン・ニューヨーク』。この盤がこうして私の元にあるのは何時以来だろう?20数年前の最初にジャズに夢中になっていた時期に手にし、お気に入りの1枚となっていた思い出深いジャズのアルバムなのだ。

 マイルス・デイヴィスが1950年代に率いていたクインテットリズムセクションを務めていたポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)は、この盤を手にした時にはすでに知っていたかな?テナーサックスのジョニー・グリフィンはギタリストのウェス・モンゴメリーの『フル・ハウス』で聴いてお気に入りだったのは憶えてる。そんな3人に白人ピアニスト、アル・ヘイグを迎えた面子で録音されたスタジオ・アルバムだ。

 このアルバムでのチェット・ベイカーは、もう一つの顔である「歌手」の方は抜きで、トランペット一本で一人の白人ハードバッパーとして勝負している。チェットのナヨナヨした歌については、今も昔も余技くらいにしか私は捉えておらず、彼のその部分に思い入れはないのだが、ジャズを聴き始めてからかなり早い段階でこのアルバムに出会ったことによって、その歌からくる偏見のようなもので彼のことを敬遠することはなかったのは、今振り返ると幸運だったのかもしれない。