空中逍遥ブログ

そらなかのちょっと長い呟きです。

報酬は入社後平行線で~♪

 Amazonマーケットプレイスで注文していた椎名林檎の名盤1stアルバム『無罪モラトリアム』が本日我が家に届いた。安価な中古盤での購入だけに帯は無しでプラケースもブックレットもそれなりに古びていた。なにせオリジナル・リリースは1999年だものねえ。

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 購入に至った理由は、先月3会場に(広島、香川、福岡)参戦したBiSの【BAD SOCiAL TOUR】で、開演前に会場内にBGMとしてこのアルバムからの楽曲が流れているのを聴いて、その色あせなさに驚くとともに当時リアルタイムでそれらの曲を聴いてた時分のことをあれこれ思い出して無性に懐かしくなったから。忘れじの名盤を手元に置いておきたくなったんだな。

 

 思い出したことのひとつ...

 2000年の天気の良かった春のある日のこと。当時失業中で求職中だった私は、出先からの帰りにコンビニで手に取った求人情報誌で見つけた、条件、業務内容ともに希望していたものに近かったとある某製造業の会社に、コンビニの近くにあった公園の芝生に腰を下ろして、応募の電話を掛けてみた。

 担当者との会話から受ける感触も良くて、こりゃ面接までこじつけられそうだなと思ったのも束の間、担当者から切り出された求人情報誌にはなかった二つの条件がいずれも当時の私には応じられないものであったため、結局こちらからお断りする羽目になってしまった。ちなみにその条件とは、もうじき変則的な勤務体制がはじまるのだが、夕方から深夜二時頃までの勤務、深夜から朝方までの勤務は可能か?というものと、もうひとつは2年~3年以内に福岡県への転勤の要請がある可能性あり。応じられるか?というもの。前者は自家用車無しのペーパードライバーである私には、公共交通機関が走っていない時間帯に出勤退勤しなくちゃならない所は無理。そこはかなり辺鄙な所にある会社であった。後者は諸事情で実家からは離れるわけにはいかないので端から無理。

 がっかりした足で、腹を空かせていた私は求人情報誌を手に持ったまま近くのチェーン店のカレー屋に入った。店内に流れている『無罪モラトリアム』の収録曲である「丸の内サディスティック」のハーモニカの音色が、椅子に腰かけて注文したカレーを待ちながら求人情報誌を何気にパラパラ捲る私の耳に空しく響いてきた。